産後の1ヶ月健診で赤ちゃんの成長やママの体も順調に回復しているとの診断があれば、平日の晴れ間を利用して、積極的に外出を楽しみたいママが多いです。
それまでは赤ちゃんと二人きりの室内で過ごす時間は、楽しい反面、物足りなさを感じてしまうものです。
また、赤ちゃんの生活リズムを整える意味でも、日中にはしっかりと太陽の光を浴びさせる取り組みも重要となるため、助産師さんから散歩を進められることもあります。
しかし、まだ産まれて間もない赤ちゃんとの外出には、正直ママにとって気がかりなことばかりではないかと思います。
特にいつどんなタイミングで要求されるか分からない授乳は、赤ちゃんをすぐに泣き止ませる意味でも事前に外出先での授乳に必要なアイテムの準備や外出先でもしっかりと授乳ができる知識を学んでおいてください。
外出先での授乳は「目隠し」が欠かせない
通常自宅での授乳には、家族が周囲にいない限りは人目を特に気にする必要はありません。
夜中の授乳では、添い乳をするママも多いほど、授乳中の抱き方や環境にはそれほど気を使う必要はありません。
自宅と外出先中の授乳の大きな違いは、周囲の目を気にする必要がある点です。
最近ではショッピングモールなどに授乳室を完備しているお店も増えているのですが、公園での散歩中に赤ちゃんがおなかをすかせ泣き出してしまった場合、ママ友とのランチ中に授乳が必要になった場合は、周囲にいる人たちに授乳を見られないためにも、「目隠し」が必要になります。
手軽に利用できる目隠しとしては、ママと赤ちゃんをまるごと包める大きな授乳用ケープがおすすめです。
授乳用ケープは、美容室で使われているような首から下を丸ごと覆い隠せる便利なアイテムです。
最近では洋服のようなおしゃれなデザインの授乳用ケープが販売されていますので、外出先での授乳をあらかじめ必要とするなら準備しておいて損はありません。
ケープ以外にも、抱っこ紐として人気の高いスリングも、大きめサイズを使用しているならもしものとき、外出先での授乳中に目隠しとして代用できます。
その際には透けのない生地であるかどうかも含め外出先でも使用できるかを確認しておけば、突然外出先で授乳が必要になっても安心です。
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外出先でも安定できる環境作りを
外出先で突然授乳が必要になった場合は、赤ちゃんの泣き声に慌ててしまわないために、すぐに授乳できる環境作りが大切です。
抱っこしながらの授乳は、難しいため、まずは安定して座れる場所を探してください。
もちろん人通りが多い場所よりも、できるだけ人の目を避けられる場所が無難です。
また、自宅での授乳と同じように安定して赤ちゃんがおっぱいを飲めるように、バックやタオルで足の高さ調整も必要です。
外出先での授乳ではこんな抱き方の工夫を
外出先での授乳では、赤ちゃんが安定した姿勢が取れるように、抱き方も意識してください。
ママも赤ちゃんも楽な抱き方は、片方の腕に赤ちゃんの頭を乗せ、ママと赤ちゃんのおへそが同じ高さを維持できる抱き方です。
しかし、外出先によっては基本的な抱き方ができないこともありますので、工夫が必要です。
例えば赤ちゃんの口がおっぱいよりも低くなってしまう場合は、赤ちゃんが飲んだおっぱいを吐き出さないためにも、足の組み方で高さ調整をしてあげてください。
首がすわっている赤ちゃんなら、ママのひざに座らせた姿勢での抱き方もおすすめです。
ぜひママと赤ちゃんが安定できる抱き方での授乳に挑戦してみてください。
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