赤ちゃんが生まれた時に誰もが一度は経験する苦労、それは寝かしつけです。
10ヶ月もお腹の中ですくすく育った赤ちゃんは、環境の違うお腹の外の世界に慣れるまでに時間がかかります。
特に新生児は1日の大半を寝ることで過ごしますが、寝るという行為がまだうまくできないことが多く、眠いのに眠れず泣きやまない、という経験をされた方も多いのではないでしょうか。
そんな時に便利なグッズが授乳クッション!授乳をする際に、クッション代わりに使用して授乳しやすいようにしたり、まだねんねしかできない頃に背もたれとして利用し、赤ちゃんの視界を少し広げてあげたり、妊娠中のお母さんの抱き枕にもなります!
そんな授乳クッションですが、寝かしつけに一役買うアイテムでもあるのです。
ここでは、その使い方と気をつけるべき点をご紹介します。
授乳クッションを使用しての寝かしつけ
授乳して、抱っこして、やっと寝たと思って布団に下ろしたら、すぐに泣いて起きてしまった・・こんな経験、誰でも一度はありますよね。
赤ちゃんにそのまま寝てもらうために、布団におろすのではなく授乳クッションに寝かしてみてはどうでしょうか?
授乳クッションで寝かせることにより自然に背中が丸くなり、お母さんのお腹の中にいた頃と近い姿勢になれるので、赤ちゃんも安心するようです。
ただし、首がすわっていない赤ちゃんに背もたれのように授乳クッションを使用する場合は、クッションが柔らかすぎると赤ちゃんの顔が埋もれて窒息する可能性があります。
ビーズタイプの授乳クッションは特に注意してください。
クッションは柔らかすぎず、赤ちゃんの頭が深く沈まないタイプで試してみてください。
また、寝かしつけのもう一つの方法として、添い寝代わりに授乳クッションを使うこともできます。
赤ちゃんが寝ている横に、そっと授乳クッションを添い寝しているように置いてみてください。
赤ちゃんはお母さんが横にいるような感覚で寝てくれることもあるようです。
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いつまで寝かして大丈夫?
授乳クッションでうまく寝てくれるようになったら、そのまま成長しても使用していきたいところですが、赤ちゃんが自分で動けるようになってきた頃は要注意です。
寝返りを始めたり、首がすわって、自分で首を動かせるようになったら、クッションからずり落ちて息苦しくなる場合もありますので、自身での動作を少しできるようになったら、使用しない方がいいでしょう。
もちろん、お母さんがずっと見ていられるような状況であれば、使用しても問題ありません。
また、3~4か月頃の赤ちゃんに使用される場合、背中の骨がまっすぐ成長しないのでは・・・何か発育に影響が出るのでは・・・
と心配されるお母さんもいます。
授乳クッションでの寝かしつけは、助産師さんや保健師さんなどからオススメされる方法でもあるので、基本的には大丈夫でしょう。
また、何か問題がある時は、赤ちゃんも泣いて教えてくれることもありますので、様子を見ながら使用しましょう。
こんなに便利!その他の使い方
これまで、授乳クッションを寝かしつけに使用する方法を紹介してきましたが、他にもいろいろ便利な使い方があります。
6~7ヶ月頃、お座りがまだ不安定な赤ちゃんは、お座りしてても、何かの拍子に後ろに倒れて頭を打ってしまうこともあります。
その際は、赤ちゃんを授乳クッションですっぽりと覆い、まだ不安定なお座りの時期に、倒れても大丈夫なように支えてあげることもできます。
また、2~3ヶ月の授乳が頻回な頃、授乳が終わり、お腹がいっぱいの赤ちゃんをベッドに横にさせると、苦しくて泣くことがあります。
その時は、授乳クッションに寝かせてあげるとげっぷも出やすくなり、お腹も落ち着くので、赤ちゃんが泣かずにご機嫌な時間を過ごせます。
また、産前産後で腰を痛めているお母さんの腰をサポートするクッションとしても利用できますよ。
このように授乳クッションは何通りもの使い方があるので、一つ持っているととても便利です!
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