断乳する時に不安になるのは、その後のケアですよね。
特に1歳から1歳半位の間で断乳をする場合には、母乳の分泌がまだ盛んですので、断乳後のケアをきちんとしないと乳腺炎になってしまったり、古い母乳が残ってしまう場合があります。
ケアの仕方としては、絞り方であったり冷やし方であったり色々とありますが、断乳する時のポイントして最初の3日間はおっぱいをあまり絞らずに溜める必要があります。
これは、断乳後すぐに絞ってしまうと赤ちゃんがまだ飲んでいると脳が勘違いしてしまい、新たに母乳を作り始めてしまうからです。
この最初の3日間がお母さんにとっても赤ちゃんにとって も大きな山場ではないでしょうか。
ただ、この溜めている間におっぱいがパンパンに張ってしまい、冷やしても中々痛みが取れない場合があります。
断乳中の痛みを抑えるには?
母乳を溜めている間に起きる痛みはとても辛いですよね。
中には夜も寝れない程の痛みで悩んでいる方もいらっしゃるようです。
確かに最初の数日は我慢が必要ですが、普通の生活もままならないようでは困りますよね。
圧抜きをしたり、冷やしたりしても中々痛みが改善されないようでしたら、出産した病院もしくは母乳外来で痛み止めを処方してもらうと良いでしょう。
そのままにしていると乳腺炎になってしまいますので、あまり我慢しすぎるのも禁物です。
痛み止めを飲んでなるべく早く回復した方が赤ちゃんにとっても嬉しいことですよね。
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痛み止めの種類はどのような物があるのか?
断乳中のおっぱいの痛みを緩和するのに薬を服用する方法もあるとお話しましたが、どのような物があるのでしょうか。
一般的に病院で処方されるのは、「カロナール」という鎮痛剤です。
子供にも飲ませることが出来るお薬ですので、副作用も殆どなく痛みや発熱を押さえられるようです。
全く同じ成分で「タイレノール」や少し効き目の強い「ロキソニン」でも対応出来るそうです。
また、こちらの二つは市販薬として購入することも出来ますので、急な痛みに対応できると思います。
ただ妊娠した為に断乳する方や病気などで断乳する方は、念のため病院で確認してから服用するようにしましょう。
まとめ
短期間やお子さんが1歳半位になるまでに断乳を行う方には痛みがつきものです。
というのも、母乳の分泌量がとても多い時期なので赤ちゃんに吸ってもらえなくなると張ってしまうのは仕方のないことなのです。
ただ、あまり絞ってはいけないからといって我慢ばかりしていると、お母さんも赤ちゃんも辛いですよね。
あまり痛みが酷いようでしたら、薬を服用するという方法も試してみると良いと思います。
ですので、断乳する前に、そういった症状が出た時の事を想定して家の近くの病院を調べたり、あらかじめ病院に相談してみるのも良いかもしれませんね。
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