離乳食といえば作るのが面倒なイメージがありませんか?赤ちゃんはほんの少ししか食べないので、毎食用意するのは新米ママにとっては要領をつかむまで大変かもしれません。
手作り離乳食は完全無添加・ママの愛情たっぷりなので毎日ぜひ食べさせてあげたいですよね。
だけど毎日のメニューを考えるのが面倒という方に、手軽で便利なメニューをご紹介いたします。
まだこの時期に味付けは必要ありませんので、全ての食材をペースト状にすり潰すだけで結構です。
離乳食開始から1週間のメニュー:基本は10倍粥のみでOK
初めての離乳食は10倍粥からスタートします。
初日は小さじ1杯で大丈夫。
赤ちゃんはまだ上手に舌を使って飲み込めないので、ほとんどこぼしてしまいますが気にせずあたえてください。
お粥の「味見」ができれば良いのです。
離乳食開始から1週間は、毎食10倍粥だけで構いません。
2日ごとに1杯ずつあたえる量を増やしていきましょう。
暑い時期なら、お粥の他に麦茶を薄めて飲ませてあげても良いです。
食事時間に限らずいつでも少量ずつあたえて味に慣れさせましょう。
また、大人の食事用に汁物を作る時にコンブ出汁で作れば、味噌を加える前の出汁を少量お粥に加えて風味づけしたものを赤ちゃんにあたえることもできます。
コンブ出汁以外はまだ早いので止めましょう。
お粥は1週間分まとめて作り、製氷皿などで小分け冷凍することをお勧めします。
必要な時に少量取り出せて非常に重宝します。
Sponsored Link
お粥+おかず1品で2週間目を乗り切るメニュー
離乳食を開始して2週目に入ったら、毎日10倍粥におかずを1品加えるようにしましょう。
赤ちゃんにより多くの味を教えてあげてください。
2週目のおかずは野菜・果物を使用します。
離乳食初期に使える野菜はたくさんあります。
具体的にあげると、ニンジン、南瓜、ホウレン草、株、大根、ジャガイモ、サツマイモ、白菜、小松菜、キャベツ、トマトなどです。
果物は、イチゴ、リンゴ、モモなどが良いでしょう。
野菜類は柔らかい部分を良く加熱し、ペースト状にしてください。
イモ類と南瓜は水分が少なく赤ちゃんが飲み込みにくいので、コンブ出汁か白湯を少量加えてとろみを付けます。
果物はすりおろして果汁だけをあたえるようにしてください。
メニュー例としては、1食で10倍粥3~5杯に野菜1種のペースト小さじ1杯でOKです。
2日ごとに新しい野菜に挑戦してみましょう。
この時期の赤ちゃんは素材の味そのものを知った方が良いので味付けは不要なのですが、嫌がって食べてくれない場合はコンブ出汁で溶くか、ごく少量の塩を振ると食べてくれることがあります。
くれぐれも塩のかけ過ぎに注意してください。
大人が舐めて塩気があるかないかくらいで丁度良いのです。
おかずも、週末にまとめ調理がお勧めですが、果汁はあたえる直前に用意するようにしましょう。
雑菌の繁殖を抑えるためです。
お粥+おかず2品に挑戦!3週目のメニュー
3週目入ると、ママも赤ちゃんも離乳食にだいぶ慣れてきます。
そこで、おかずを2品に増やしていきましょう。
2品とも小さじ1杯分で大丈夫です。
基本の10倍粥を5~8杯に増量するので、何だか一気に増えた感じがしますが、あくまで目安ですからこれより少なくても平気です。
赤ちゃんの食が進まない場合は、お粥は少なめにして、おかず2品だけは食べさせるように調整してください。
おかずは、野菜類に続いて豆腐を使ってみましょう。
卵やゴマ、ピーナッツが入っているようなミックス豆腐はいけません。
純粋な白いお豆腐を使いましょう。
まれに大豆アレルギーのある子がいますので、注意して見守ってください。
基本メニューとしては、10倍粥5~8杯に野菜1種+豆腐ペースト各小さじ1杯というふうに作ります。
豆腐抜きで野菜2種類でも良いです。
食べ具合を見て、食後のデザートに果汁を足してあげましょう。
赤ちゃんがたくさん欲しがった場合は少量のおかわりをして大丈夫ですが、一度にたくさん食べさせるとお腹を壊すので気を付けてください。
野菜入りお粥+おかず2品に増量!4週目のメニュー
いよいよ4週目に入ったら、1食でお腹に入る栄養素を増量していきます。
やり方は簡単です。
基本の10倍粥に小さじ1杯の野菜ペーストを加えて野菜粥にするだけです。
毎日野菜粥でなくても良いので、食材のストック状況を見ながら調整してください。
野菜のおかず、豆腐に続いて次は白身魚にチャレンジしましょう。
脂肪分がすくなくアレルギーの出にくいタイやヒラメがお勧めです。
ごく少量で良いので、スーパーで小売りしているお刺身が使いやすいです。
良く火を通してペースト状にするか、お粥に混ぜてもOKです。
1食のメニューで10倍粥8~10杯、おかず2品を基本にし、食材が3種類以上使われているようにしましょう。
今までのおかず作りと大差はありませんので気楽にやりましょう。
まとめ
離乳食作りはコツさえつかんでしまえば案外簡単です。
週末にまとめておかずを作って冷凍しておいても良いですし、大人の食事を作りながら同時に調理してしまうことも可能です。
離乳食初期は食べることを嫌がる赤ちゃんも多いので、基本の分量が完食できなくても全く問題ありません。
食べる分量は個人差がありますし、まだ母乳から十分栄養を取っているので気にしないでください。
お手軽メニューでストレスのない育児生活を送りましょう!
↓離乳食メニューの関連記事
離乳食初期の量と増やし方は焦らずゆっくり進めれば大丈夫!