初めて出産を経験したママにとっては、産後に突然始まった夜泣きや抱っこぐせなど肉体的だけでなく精神的にも限界を感じ始めるが生後一ヶ月ではないかと思います。
里帰り出産をしたママなら、周囲に頼れる存在がいますので、それほど精神的な負担は少ないかと思いますが、産後からすぐに旦那さんが待つ自宅に帰り、赤ちゃんとの生活をスタートさせるママも少なくありません。
そのため、病院から帰宅するや否や、すぐに食事作りが必要になるケースもありますし、日中は一人きりで赤ちゃんのお世話をしなければいけません。
そんな短くも長い一ヶ月を経験した上で迎える生後一ヶ月の健診は、やっと外の空気を思い切り吸える貴重な時間となります。
しかし、まだまだ外部からの刺激に弱い生後一ヶ月の赤ちゃんなら、短時間の外出であっても気をつけるべき点があります。
室内との気温差に気をつけよう!
生後一ヶ月の赤ちゃんとの外出時には、ママの感覚で過ごすことが一番危険です。
まだまだ自分で体温調整もできない生後一ヶ月の赤ちゃんは、ママと同じように外気の温度差を自由にコントロールすることができません。
そのため、万が一室内と外の気温差があまりにも激しい場合は、すぐに風邪を引いてしまうかもしれません。
通常生後六ヶ月頃までは妊娠中にママからもらった免疫力が高い時期であるとも言われているのですが、生後一ヶ月の赤ちゃんにとっては、気温差による体調不良が起こっても仕方ありません。
外出を予定している日には、しっかりと一日の気温変化を確認し、赤ちゃんへの負担を軽減させる取り組みが必要です。
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外出する時間帯にも注意を!
生後一ヶ月の赤ちゃんとの外出は、出来るだけ控えることが赤ちゃんとママにとって大切ですが、どうしても外せない用事がある場合は、外出する時間帯にも注意が必要です。
通常朝晩の冷え込みが激しい秋頃から春を迎える前の時期は、朝早くの外出も夜遅くの外出もおすすめできません。
室内との気温差に関係することでもあるのですが、ママにとっても生後一ヶ月の赤ちゃんとの外出は、オムツや授乳といった一人での外出とは違い気を使う必要があるため、意外と体力的にも精神的にもストレスがかかりやすいです。
そのため、外出する時間帯によってはママ自身が疲労を感じ、風邪を引きやすくなってしまうかもしれません。
可能であれば、太陽が出ている日中の時間帯を狙い、用事を済ませてきてください。
感染病がはやっている時期は避けよう!
今は、一年中インフルエンザや腸炎といった感染症が地域によってはやります。
感染症は、家族の誰か一人でもかかってしまうと、瞬く間にうつってしまいます。
生後一ヶ月の赤ちゃんがいる場合は、出来る限り外出を控えることが必要なのですが、どうしてもキャンセルできない用事がある場合は、まず地域や外出先で感染症がはやっていないかどうかを確認しておいてください。
生後一ヶ月の赤ちゃんが風邪や腸炎にかかってしまえば、最悪脱水症状の危険性もあり、入院を余儀なくされるケースもあります。
赤ちゃんとの生活の中で、生後一ヶ月から二ヶ月までは、極力外出を控えることが望ましい点を忘れずに、外出時には赤ちゃんを第一に考えた行動が大切です。