おむつを替える時に赤ちゃんが泣いてしまうことってありませんか?
また、お尻を気にしておむつの上からこすったり、一日中機嫌が良くなかったり……。
それっておむつかぶれのサインかもしれません。
お尻をよく確認してみてください。
赤くなったり、プツプツした湿疹ができたりしていませんか?
おむつかぶれはお尻が赤くなるだけでなく、放っておくとただれたり出血したりするほど悪化することがありますから、早めに対処することが大切です。
症状が軽いうちにおむつかぶれに気づけるよう、今回はおむつかぶれについて、写真付きでまとめたいと思います。
また、おむつかぶれの治し方も紹介しますので、参考にしてくださいね!
おむつかぶれってどんなもの?写真で確認してみよう!
おむつかぶれは、お尻の皮膚が炎症をおこして赤くなることが一番の特徴です。
これは、おむつの中がおしっこや汗で蒸れ、肌がふやけて弱くなったところに、おしっこやうんちの刺激が加わり、炎症をおこしているのです。
また、おしりふきでゴシゴシこすった刺激や、おむつの繊維そのものの刺激によっておむつかぶれが起きる事もあります。
おむつかぶれの特徴としては、おむつが触れている部分が赤くなるという点です。
おむつかぶれの参考画像①
出典:http://ezoe-cl.jp/cgi-bin/ezoe-cl/siteup.cgi?&category=4&page=1&view=&detail=on&no=25
この写真では、まさにおむつのポリマー部分(おしっこ等を吸収する部分)だけが赤くなっているのがわかるかと思います。
ただ、症状がひどくなると炎症部分が広がり、全体的に赤くなってただれてしまいます。
おむつかぶれの参考画像②
出典:http://www.kirari-clinic.com/s_diaper_dermatitis.html
写真のようになってしまう前に治してあげられるよう、正しい治し方を知っておきたいですね!
ちなみに、おむつかぶれは写真のようにお尻にできるだけでなく、おむつが触れているお腹まわりにできることもあります。
おむつかぶれの参考画像③
出典:http://ameblo.jp/rainbowclover/entry-11787950900.html
写真のような湿疹もおむつかぶれです。
お尻だけでなく、お腹もきちんとケアしたいですね!
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おむつかぶれの治し方は?
写真のようにお尻が真っ赤にただれるのは何としても避けたいですよね!
おむつかぶれの治し方で一番大切なのは、蒸れを防ぐことです。
そのために、おむつはできるだけこまめに替えましょう。
特にうんちの場合はかぶれが起きやすいので、気づいたらすぐに替えてあげましょう。
おむつを替える際におしり拭きでゴシゴシ拭くのは刺激になるので控えましょう。
お尻をぬるま湯で洗ってあげるのが一番刺激が少なく清潔にできるのですが、なかなか大変ですよね。
そんな時は、霧吹きにぬるま湯を入れて吹きかけ、洗い流してあげると良いですよ。
または、ガーゼを使いやすい大きさに切ってお湯を含ませ、タッパーに入れておきます。
これをおしりふき代わりに使っても良いですよ。
拭く際は擦るのではなく、ポンポンと優しくたたくようにしましょう。
お尻を清潔にしたあとは、すぐにおむつを履かせずに乾かしましょう。
炎症が軽い場合は、乾いてからワセリンを塗っておくと、おしっこやうんちが直接肌につくのを防げます。
炎症がひどい時は、市販のおむつかぶれの薬を塗っても良いでしょう。
数日で改善が見られない場合は、おむつかぶれ以外の炎症の可能性もあるので、皮膚科を受診してくださいね。
おむつかぶれの治し方は、蒸れと刺激を防ぐことが何より大切です!ちょっと面倒でも、できるだけお尻を乾燥させてあげてくださいね。
また、これはお尻かぶれの治し方というだけでなく、予防方法でもあります。
日頃からお尻が蒸れないよう心がけてあげれば、おむつかぶれを防ぐことが出来ますよ!
まとめ
写真のように赤ちゃんのお尻が赤くなっていたらおむつかぶれかもしれません。
紹介した治し方を参考に、早め早めに対処してあげてくださいね。
ちなみに、おむつかぶれと良く似た症状でカンジダ性皮膚炎があります。
これは治し方がおむつかぶれの場合と異なります。
おむつかぶれの治し方で対処しても良くならない場合は皮膚科を受診しましょう!