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離乳食

9~10カ月赤ちゃんの離乳食メニューと食事量とは?

投稿日:2016年2月23日 更新日:

「自分で食べたい!」9~10カ月赤ちゃんの離乳食メニューと食事量とは?

生後9~10カ月になると、赤ちゃんの身体能力は急速に成長します。

つかまり立ちや伝い歩きができるようになり、簡単な言葉を発声することができるようになります。

支えてもらえば歩くことができる子もいるでしょう。

手先も自由に動かせるようになってくるので、興味があるものには何でも触りたがるようになり、自分でやりたいという自我が芽生えてきます。

食事もまた然り。

これまではお母さんにスプーンで口に入れてもらっていたのに、突然自分で食べたくなってくるのです。

お母さんの介助を嫌がるようになったら、「手づかみ」主流の「カミカミ期」の始まりです。

食事スタイルを変更して離乳食後期をスタートしましょう。

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9~10カ月赤ちゃんの離乳食メニューと食事量とは?

9~10カ月赤ちゃんの離乳食メニューと食事量とは?

離乳食後期はいつ頃を目安にスタートすべきか

離乳食後期の開始時期は特に決まっているわけではありませんが、生後9カ月くらいから開始することが多いです。

後期に入る目安としては、離乳食中期の1日2食を余裕で完食していることや、食事をしっかり「モグモグ」噛めているかどうかが決め手になります。

完食できていても、ほとんど丸のみに近い場合は、噛む力がついていないので少し固めの食事をあたえて様子を見てからにした方が良いでしょう。

離乳食後期に入ると、基本的にこれまでよりも水分の少ない固めの食事をするようになりますので、噛む力が弱いと食べ物がなかなか飲み込めず、消化もされにくいのでお腹を壊す原因になってしまうからです。

後期に入ると、赤ちゃんの体は必要な栄養を主に食事から摂るようになりますので、焦らずに時期を見極めてください。

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離乳食後期に使用できる食材とできない食材

離乳食後期に入ると、ほとんどの食材が利用可能になってきます。

食物アレルギーのある赤ちゃんは調理の際に引き続き注意が必要ですが、そうではないお子さんは大人が食べる食材のほとんどを食べることができるようになります。

市販のパンやハムなどの食肉加工品、全卵、牛赤身肉、青魚も食べられるようになるので、献立のバラエティーが増え、お母さんも助かるようになってきます。

大人の食事とほぼ同じ物が食べられるようになってくるので、毎日のメニューに頭を悩ませる必要がなくなってくるでしょう。

離乳食後期に入っても、赤ちゃんにまだあたえない方が良い食材もあります。

例えば、ゴボウやパイナップルは繊維質が多いので消化不良の原因になります。

また、コンニャクやイカは弾力があるのでみじん切りにしなければ噛みきれないので注意が必要です。

お餅や団子類も喉につまらせやすいので、まだあたえない方が良いでしょう。

ハムやベーコンなどの食肉加工品は食品添加物が多いので多用は禁物です。

缶詰のツナは油分が多いのでできるだけオイル漬けではなく水煮を使ってください。

手作りのパンケーキを赤ちゃんに作ってあげる時は蜂蜜をかけないようにしてください。

(少量のバターはOK)1歳未満の乳児はボツリヌス症にかかる危険性があります。

様子を見て1日3回食に挑戦。1食の食事量の目安とは

10カ月頃になると、赤ちゃんは徐々に「自分で食べたい」というサインを発するようになります。

お母さがスプーンで食事を運ぶと気に入らず、払いのけたりスプーンを持ちたがったりするようになれば3回食を始める頃合です。

1日2回の食事が子供茶碗1杯分程食べられている赤ちゃんであれば、3回食を始めましょう。

朝・昼・晩と時間を決め、できるだけ家族と一緒に食事ができるように調整してあげてください。

主食の基本はお粥又は軟飯になります。

1食の摂取目安量は、主食を80g(子供茶碗半分)、野菜・果物を40g程度、肉・魚は15g、豆腐なら45g、卵は半個となります。

ヨーグルトを食べさせる場合は1食80g程度に抑えてください。

牛乳は調理に使用してもかまいませんが、1歳を過ぎるまで飲用にしない方が良いでしょう。

イメージとしては、子供茶碗半分のお粥におかずの小鉢が2つ、デザートに果物少々とヨーグルトが付く程度だと思ってください。

中期とそれほど量は増えませんが、食事の固さには気を付けてください。

離乳食後半は「カミカミ期」とはいえまだ歯も生えそろわず噛む力も弱いので、固さの目安は熟したバナナ程度から始めましょう。

手づかみメニューで赤ちゃんも大満足

この時期の赤ちゃんは「自分で食べたい!」と主張するようになります。

しかし上手にスプーンが使えるわけでもないので、手づかみがメインになります。

しかもお母さんが青褪めるほどテーブルやイスまわり汚します。

「自分で食べる」ことは赤ちゃんの自我の芽生えであり、「自分で食べられた」という達成の喜びや満足感につながりますので、ぜひ尊重してあげましょう。

もちろん、被害を最小限に抑えるためにテーブルやイスの下に新聞紙を引いたり、食べこぼし防止用エプロンを装着させたり、汚れても良い服を着せたりする努力は必要です。

何より、赤ちゃんが小さく不器用な手でつかんで口に入れやすい食事にしてあげることが肝心です。

主食のパンや軟飯を一口サイズにして並べて出してあげたり、おかずをポロポロこぼれにくい形に成形してあげたりするだけで、赤ちゃんは上手に口に入れることができます。

汁物など、どうしても零れる物だけはお母さんが介助してあげてください。

赤ちゃんが自分で食べる物と、お母さんが介助する物を分けてテーブルに並べても良いかもしれません。

まとめ

離乳食後期に入ると1日3回食が始まります。

この頃から、大人と同じ食事を始める準備に入ります。

身体能力が発達して活発に動くようになるので、食事がとても美味しく感じられるようになります。

噛みやすい柔らかめ食事をあたえてしっかり噛む練習をさせるとともに、「自分で食べる」ことの楽しさを教えてあげましょう。

1歳までもう少しです。

残り少ない離乳食期を親子でゆっくり楽しんでください。

 

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