アレンジ自在!8ヶ月の赤ちゃんが喜ぶ離乳食レシピを作るコツとは?
離乳食が中期に入って軌道に乗ってくると、お母さんは毎日の献立に頭を悩ませるようになります。
1日2回食なので同じメニューだと可哀そうだし、かといって新たに献立を考えるのも面倒…という方は多いのではないでしょうか。
確かに離乳食はマンネリになりがちです。
この時期の赤ちゃんはまだごく柔らかい物しか食べられないので調理方法も限られていますから、メニューをアレンジするためには食材の組み合わせが重要になってきます。
簡単にアレンジできて栄養たっぷりの食事を作るコツをご紹介いたしましょう。
お粥と野菜は週末にまとめて作って冷凍保存しておこう
離乳食中期に入ると1日2回食になります。
食事の度に全ての食材を最初から調理していては時間が足りませんよね。
そこで、お勧めするのが食材のまとめ調理&小分け冷凍保存です。
週末に基本の5倍粥をまとめて作り、1食分ずつ分けて冷凍しておきましょう。
同じく、常備野菜も茹でてみじん切りにしたものを大さじ1杯分ずつ分けて冷凍しておくと非常に便利です。
特にニンジン、ホウレン草、小松菜、ブロッコリーはよく使うので大目に作っておきましょう。
これらの冷凍野菜はおかずメニューに多用しますし、主食と組み合わせることもできます。
鶏のささ身を調理してよくほぐし、小分けストックするのもお勧めです。
しかし冷凍期間が長いと鮮度と風味が落ちるので、必ず1週間以内で使い切れる分だけ用意するようにしてください。
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主食の5倍粥、パン粥、麺類をアレンジ
離乳食中期に入ると主食のバラエティーが増えます。
主食をメインにアレンジすることで、付け合わせのおかずを考えやすくなるので、まずは主食をアレンジしていきましょう。
和食と洋食を交互に取り入れると比較的簡単に献立を作ることが出来ます。
レシピ例をあげてみましょう。
1回目:3種の野菜入りお粥、シラスと豆腐の和え物、バナナ
2回目:ミルクパン粥、ささ身と野菜2種のスープ、ミカン
1回目:トマトとチーズのリゾット、野菜3種と白身魚の煮つけ、リンゴ
2回目:卵と野菜入りお粥、豆腐と野菜の味噌汁、ヨーグルト
1回目:鮭と野菜入りお粥、3種の野菜の卵とじ、バナナ
2回目:3種の野菜入りうどん、ささ身と野菜のチーズ焼き、ミカン
1回目:ささ身と野菜、チーズのリゾット、野菜2種と卵のスープ、リンゴ
2回目:納豆粥、野菜3種と豆腐とシラス煮込み、ヨーグルト
このように、主食をどんどんアレンジします。
主食に取り入れなかった栄養素をおかずで補うようにメニューを組み立てると簡単です。
特定の食材にアレルギーのあるお子さんの献立作りも同じです。
最初にアレルゲンの食材を除き、主食を考えてからおかずを決めてください。
これがメニューを考えるときのコツです。
おかずの時短アレンジのコツは汁物にあり
主食が決まっても、いいおかずが思いつかない…そんな時は野菜たっぷりの汁物を作ってしまいましょう!
野菜数種に、主食で使わなかったたんぱく質を1つ入れれば立派な1品が出来上がります。
味付けは軽くして、味噌汁、すまし汁、ミルクスープ、卵スープなどにアレンジ可能です。
おかずに困ったら汁物を作りましょう。
しかし、主食が麺類の場合はすでに汁が多くなっているので、これ以上は汁を増やしたくないな、という時もあります。
そんな時は、汁を少なめに作って片栗粉でとろみを付け、野菜あんかけ風にアレンジしましょう。
パルメザンチーズを上から振れば洋風にもなります。
汁物はおかずにも変身可能なので効率よく活用してください。
食後のデザートは必要?
この時期の赤ちゃんは、食べる楽しみを覚え始めます。
食べ物の味だけでなく、見た目、食感、のど越しなどが全て食べる楽しみにつながります。
そしてもちろん、ごはんを完食した後に美味しいデザートが待っているということもちゃんと覚えられます。
上記のレシピでは、毎食果物を付けていましたが、あれは特にデザートを意識したものではありません。
むしろ、ビタミン補給の意味でメニューに取り入れています。
したがって、食後のデザートとして出さなくても、おかずの1品として一緒に食べさせても構いません。
しかし、甘味のある食材は赤ちゃんが最も喜び食べたがるので、食事中にあたえるとそればかり欲しがって他のおかずを食べなくなる可能性があります。
なので、1食を完食した後に少量あたえるようにした方が良いかもしれません。
食事中は赤ちゃんの目につく場所にデザートを置かず、「ごはんを全部食べたらバナナ食べようね」、などと声かけしておき、後で出すようにすると、「ごはんが済んだら美味しいものが出てくる」ことがちゃんと伝わります。
食後のデザートは赤ちゃんにとってとても楽しみなものです。
ぜひ導入してみてください。
まとめ
1日2回食になると、毎日のメニューを考えることは本当に大変です。
離乳食に加え、大人用の料理もしなければならないお母さんはとにかく時間に追われていますから時短レシピが必要です。
シンプルかつアレンジしやすい料理が一番です。
今回ご紹介したコツを参考にお料理をしてみてください。
8か月の赤ちゃんは食べられるものが豊富なのでアレンジもしやすいはずです。
離乳食後期まであと少し、頑張ってください!
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