親子で食べよう!離乳食後期の家族で食べるレシピ1週間分を大公開
離乳食も後半になってくると、赤ちゃんは大人の食事とほとんど同じメニューを食べられるようになってきます。
体もすっかり大きくなり、母乳を欲しがる回数も減ってベビー卒業もすぐそこまで迫っていますね。
手先が器用になり上手に手でつまんで口に運べるようになるので、お母さんは大助かりです。
苦労してきた離乳食作りも、今では大人のメニューに手を加えるくらいで済むようになっています。
これからは親子で一緒の食事を楽しんでみましょう!
食は生活の中心。食事はなるべく家族揃って食べよう
離乳食後期の赤ちゃんは1日3食になり、食事をたっぷり食べるために授乳回数が減ります。
授乳のためにあえて離乳食の時間をずらす必要はないので、これからは家族揃って食事をするように心がけてください。
この時期の赤ちゃんの栄養源は食事がメインなので、生活の中心を食にもってくる必要があります。
授乳より食事が大切、それも家族揃って楽しい食卓を囲むことが大事なのです。
規則正しい食生活をすることで生活リズムが整い、新陳代謝も活発になるからです。
さらに、1人で食べるより大勢で食事をする楽しさは赤ちゃんでもちゃんとわかります。
周りの家族の様子を眺め、声をかけてもらうことは非常に重要な刺激になります。
少なくとも朝と昼はできるだけ赤ちゃんと一緒に食べるようにしましょう。
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手づかみOK、でもスプーンも持たせて
離乳食後期の赤ちゃんは何でも自分で食べたがるようになり、お母さんが手出しすると機嫌が悪くなる子もたくさんいます。
そこで、できるだけテーブルの周りを汚さないよう手づかみで簡単に食べられるメニューが次々と繰り出されることになります。
手づかみ食は赤ちゃんの自主性を高め、指使いをマスターさせる有効な手段です。
しかし、1歳に近くなってきたら徐々にスプーンで食べることを覚えさせなければいけません。
もちろんしばらくは上手に使えませんからあたえてもすぐに放り出すことでしょう。
まずはスプーンという便利な道具があることを意識させるように誘導します。
食事の開始時に1回手に握らせて1口おかずをすくって食べさせてあげるだけでもかまいません。
その後は好きにさせてあげましょう。
スプーンを使おうとする子も放り出して手づかみで食べる子もいますが、まずは慣れさせることから始めてください。
1歳半頃には上手に使うことができるようになります。
親子で食べよう!1週間のレシピ例
1歳近くなると赤ちゃんの食事は大人とあまり変わらなくなります。
まだ固いものは食べられないので、おかずを柔らかめにしてもらったり、薄味にしてもらったりしますが、基本的には大人と同じメニューでかまいません。
主食にご飯、パン、麺類を取り入れて親子で食べられるレシピを1週間分ご紹介しますので、参考にしてみてください。
赤ちゃんの食事スタイルは基本手づかみとして考案しています。
麺類は汁気を少なめにして小さく切ってあげた方が食べやすいです。
パンは1口サイズまたは棒状にカットしてあげましょう。
月曜日 |
朝 | 鮭おにぎり、野菜と豆腐の味噌汁、卵焼き |
昼 | 野菜煮込みうどん、フルーツヨーグルト | |
晩 | 焼肉おにぎり、野菜おひたし、トマトサラダ | |
火曜日 |
朝 | ロールパン、野菜とツナのチャウダー、バナナ |
昼 | ナポリタン、野菜コンソメスープ、ミカン | |
晩 | ご飯、ポークソテー、野菜の味噌汁、ゼリー | |
水曜日 |
朝 | シラスおにぎり、野菜のかき玉汁、フルーツヨーグルト |
昼 | 焼きそば、五目中華スープ、プリン | |
晩 | ご飯、鯵塩焼き、野菜の味噌汁、おひたし、リンゴ | |
木曜日 |
朝 | 食パン、納豆オムレツ、野菜スープ、バナナ |
昼 | 野菜ラーメン、餃子、プリン | |
晩 | 親子どんぶり、おひたし、ワカメと野菜の味噌汁 | |
金曜日 |
朝 | 納豆おやき、野菜入りオムレツ、ワカメの味噌汁 |
昼 | 炊きこみご飯、サンマ塩焼き、豚汁、ゼリー | |
晩 | カレーライス、コンソメスープ、リンゴ | |
土曜日 |
朝 | フレンチトースト、野菜スープ、フルーツサラダ |
昼 | 五目チャーハン、中華スープ、バナナ | |
晩 | ご飯、コロッケ、野菜サラダ、ヨーグルト | |
日曜日 |
朝 | オカカおにぎり、野菜の味噌汁、鯵のほぐし身、ミカン |
昼 | オムレツ、野菜ミルクスープ、リンゴ | |
晩 | ご飯、ヒラメのムニエル、ポテトサラダ、カットトマト |
赤ちゃんは母乳で安心感を得る。欲しがる時はいつでもあげて
離乳食後期ともなれば、食の中心は母乳から食事へと変わります。
だからといって、断乳や卒乳を勧めているわけではありません。
母乳は栄養源としての役割を失いましたが、赤ちゃんがお母さんのおっぱいから得るのは栄養だけではなかったはずです。
お母さんのおっぱいは赤ちゃんにとって、お母さんの匂いと温もりを感じ世界で一番安心できる場所なのです。
赤ちゃんが自分から「もうおっぱいがなくても大丈夫」と判断し離れて行くまで待ってあげましょう。
食事を十分食べている子でも母乳を欲しがることがあります。
それはお母さんに甘えて安心したいから以外に理由はありません。
赤ちゃんはみんないつか卒乳する時がきます。
それまでは気長に付き合ってあげてください。
離乳食後半は、幼児食への準備でもあります。
ほとんどのお母さんが大人と同じメニューを赤ちゃんに食べさせるようになります。
食べ物の固さに注意し、薄味を心がけるだけで親子が一緒のメニューを楽しむことができるのです。
離乳食を始めたばかりの頃はあれほど苦労していたことが嘘のように楽になる反面、授乳する機会が減ってちょっぴり寂しいかもしれませんね。
しかし赤ちゃんが成長した証拠です!よく遊びよく食べ、これからもすくすくと成長していくことでしょう。
子育てはまだまだ続きます。
お母さんたち、頑張ってくださいね!