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離乳食

離乳食中期の美味しくて手軽に作れる献立例

投稿日:2016年2月20日 更新日:

離乳食中期は「モグモグ期」

離乳食を開始して2カ月ほど経つと、赤ちゃんは驚くほど上手に「ゴックン」と飲み込むことができるようになります。

あたえられた食べ物をこぼさずに飲み込めるようになったら、次のステップに進みましょう!離乳食中期の始まりです。

この時期の赤ちゃんには、今までより少し水分を減らした食事をあたえ、自分の舌で潰して「モグモグ」させることを教えます。

これが食べ物を「噛む」練習になるのです。

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離乳食中期の献立例

離乳食中期の献立例

固さの目安は舌で簡単に潰せる程度で1日2食

離乳食中期(生後7~8カ月)に入った赤ちゃんは、たくさんの食べ物の味を覚え、舌を上手に使って飲み込むことができるようになっています。

ここまできたら、離乳食を嫌がる赤ちゃんも少なくなるでしょう。

次はより固めの食べ物に挑戦し、自分の舌で潰して歯茎で「モグモグ」する練習を始めましょう。

固さの目安を例に挙げるとすると、良く熟したバナナくらいの固さです。

食感はネットリしていて、飲み込む前に「モグモグ」しないと飲み込めないくらいのが理想的です。

今までに引き続き1日2食であたえます。

赤ちゃんの食べ具合を見ながら、量は調節してください。

そろそろ薄味の味付けをしても良いので、味のバリエーションも増やせます。

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献立例 ①主食編

基本の主食は5~7倍粥になります。

食べさせる量は子供茶碗に半分程度です。

このお粥に野菜や魚のペーストを混ぜるだけで、バラエティーに豊かなお粥が作れます。

卵や鶏ささみを入れたお粥にしても良いでしょう。

野菜も1種類ではなく何種類も入れることで栄養価も上がります。

味付けには味噌汁の上澄みを使ったり、出汁に少量の醤油を加えたり、若干の塩を加えてもOKです。

洋風の味付けをするには牛乳が便利です。

粉ミルクで代用もできます。

お粥に大さじ2杯の牛乳を加えて電子レンジで数分加熱してなじませたら、粉チーズ少々と塩を少々加えて混ぜるだけでリゾットの完成です。

主食は、パン、うどん、そうめんが使いやすいでしょう。

どれも分量はお粥と同量をあたえるようにしてください。

調理法も基本はお粥と同じで大丈夫です。

蕎麦はアレルギーが出た場合非常に危険なので、まだこの段階であたえてはいけません。

蕎麦は1歳を過ぎてから食材に加えましょう。

また、離乳食中期はごはんに味がつくため、赤ちゃんの味の好みがはっきりしてきます。

赤ちゃんがおかわりを欲しがる時は「美味しかった」と感じてくれた証拠です。

料理が苦手なお母さんも自信を持って料理してください。

献立例 ②おかず編:肉

離乳食中期で食材として使える肉は、脂肪分の少ない鶏ささ身と鶏レバーです。

積極的におかずに取り入れたいところですが、鶏レバーは下ごしらえが面倒ですよね。

そんな時は市販のベビーフードを使ってしまいましょう!時短になりますし、ペースト状にされているので非常に使いやすいです。

レバーを使ったおかずを2品ご紹介しましょう。

レバー入りマッシュポテト

調理法:
ジャガイモ小1個の皮を剥き、茹でてマッシュポテトを作ります。

半量は次回分として冷凍保存し、半量に市販のレバーペーストを加えます。

青物野菜ペーストの冷凍ストックがあれば、少量解凍して一緒に混ぜたら完成です。

ニンジンを加えても見た目が綺麗ですね。

味はつけなくても大丈夫ですが、少量の出汁や牛乳、塩を加えても美味しくなります。

あまり水分が少ないと喉に詰まるので、ねっとり感を調節してください。

レバーと茹で野菜の和え物

調理法:
季節の野菜2種類(例えばカブとブロッコリー)を茹で、細かく刻みます。

適量(大さじ2、3杯)取り分け、そこに市販のレバーペーストを加えて和えます。

少量の塩を加えて完成です。

どんな野菜でも出来ますので、普段から多種類の冷凍野菜ペーストをストックしておけばいつでも作れて便利です。

献立例 ③おかず編:魚

離乳食中期に入ったら、赤身の魚に挑戦しましょう。

鮭やマグロが使いやすく安価に手に入ります。

二つとも良く加熱し、そぼろ状にして小分け冷凍しておくと大変重宝します。

鮭とマグロを使った献立例を2品ご紹介します。

鮭と野菜のチーズ焼き

調理法:
冷凍保存していた鮭そぼろと野菜を2種類解凍し、牛乳大さじ3杯を加えてよく混ぜます。

仕上げに粉チーズを少量振りかけてトースターで数分焼きます。

よく冷めたら完成です。

マグロと野菜の煮込み

調理法:
冷凍保存していたマグロそぼろと野菜3種類を鍋にはった出汁に投入し、そのまま過熱して解凍します。

少量の塩や醤油で味付けし、水溶き片栗粉を加えてとろみをつけたら完成です。

魚類は単品だとパサパサして食べにくいので、とろみがあると食が進みます。

 

まとめ

ざっくりとした献立をご紹介しましたが、どうでしたか?

毎日の献立作りに苦労されている方も多いかもしれませんが、意外と難しく考える必要はないのです。

調理法は、煮る、和えるが中心で、味付けは和風か洋風で考えれば簡単です。

おかずを作る際は、肉・魚・卵・豆腐の中から1種選び、2種以上の野菜と組み合わせれば簡単です。

乳製品はメインよりも味付けの補助に使いましょう。

果物を入れて食後のデザートにすれば赤ちゃんも喜びます。

いろんな献立にチャレンジしてみてください。

 

↓離乳食に関連する記事はこちら

9~10カ月赤ちゃんの離乳食メニューと食事量とは?

8ヶ月の赤ちゃんが喜ぶ離乳食レシピを作るコツとは?

7ヶ月の赤ちゃんの食欲をアップする方法と時短離乳食レシピ

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