生後約5~6ヶ月くらいになると、そろそろ離乳食の準備をされているお母さんも多いのではないでしょうか。
その子の発育によって異なりますので、一概にいつからという規定はありませんが、大人が食べている物に興味を持ったり、支えがあれば座っていられる、口にスプーンを持っていっても嫌が らない等のサインがスタートするのに良い時期だと言われています。
離乳食で気をつけておきたい点としては、赤ちゃんはまだ消化器官が未熟ですので、大人と同じ物を食べる事ができません。
また、アレルギーを引き起こしてしまう食材もありますので、食材選びには気をつけたいですね。
離乳食を進めるにあたり、注意したい点とお薦めの本を紹介したいと思います。
母乳育児と並行して始める離乳食
離乳食を開始できる月齢になっても主な栄養源は、まだ母乳からが基本です。
ですので、焦らずにゆっくりスタートし赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ進めていきましょう。
授乳している時間の1回分を離乳食に置き換えます。
離乳食を始める前に、なるべく授乳時間が 同じ時間帯になる様にしておくと良いですね。
そして、まだ消化器官が未熟な赤ちゃんには消化の良いお粥からあげると良いでしょう。
始めは小さじ1杯だけ与えてみて、上手く食べれる様なら次の日は2杯、3杯と 1 日に少しずつ増やしていきましょう。
お粥に慣れてきたら少しずつ野菜を、その後はタンパク質をといった感じで少しずつ増やしていくと良いでしょう。
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離乳食を開始するのにお薦めの本
離乳食作りを始めるにあたって、何をどの様に調理したら良いのか分からない事が多いですよね。
でも使う食材に気をつけていれば、難しく考える必要はないと思います。
そこで私がお薦めしたい本は「和の離乳食-本物の味を赤ちゃんから?」という本です。
育児と家事をしながら赤ちゃん専用に離乳食を作っていると、いくら時間があっても足りないですよね。
ところが、この本は大人の食事から赤ちゃん用に取り分けられるレシピになっており、 別々に作る必要がありませんので、その分手間が省けます。
また和食の基礎も掲載されていますので、離乳食だけでなく普段の家族向けの料理にも活躍すると思います。
離乳食は赤ちゃんが母乳以外で始めて口にする食べ物です。
基本的な栄養はまだ母乳から得ますので、始めは赤ちゃんが楽しく興味を持って食事出来る事が一番大切です。
嫌がっているのに無理に進めてしまうと、食事自体が楽しくないものだと認識してしまい、その後の離乳食が上手く進められなくなってしまう可能性があります。
まずは赤ちゃんの機嫌が良い時に少しずつ、消化の良い物を食べさせてあげましょう。
食材の中には、ある程度消化器官が成長してからでないとアレルギーの原因になったり、消化が上手く出来ない物もありますので、その点には注意が必要です。
母乳育児の中で赤ちゃんと一緒に楽しみながら離乳食を進められると良いですね。