離乳食の初期、おかゆに慣れてきたころから使える食材にうどんがあります。
うどんはどこでも手に入るうえ、調理も簡単です。
赤ちゃんはご飯ができるまでゆっくり待つことなんてできませんから、時間に追われて準備をするママにとって使いやすい食材なんです。
そんな便利なうどんを離乳食初期の主食として活用したいですよね。
ただ、うどんを使う際には注意すべきことがあります。
今回はうどんの調理方法と、使う際の注意点を紹介します。
赤ちゃんのお腹に負担をかけないためにも、注意点も知っておいてくださいね!
離乳食初期ではうどんをどうやって調理するの?
離乳食初期は「ごっくん期」とも呼ばれる時期です。
この時期は、パクパク食べると言うよりも、おっぱいやミルク以外の物が口に入った時に、ごっくんと飲み込めるよう練習をします。
そのため、うどんのような固形物も、ごっくんと丸のみできるように調理する必要があります。
離乳食の初期では、うどんをドロドロのポタージュ状にして食べさせてあげましょう。
まずはうどんを柔らかく茹でます。
普段大人が食べる時よりももと柔らかく茹でて、潰します。
更にお湯を少し加えて裏ごししてあげると、うどんがなめらかになり、赤ちゃんも飲み込みやすい状態にすることができます。
うどんはコンビニでも手に入りますし、ゆでうどんを使えば、柔らかく茹でるのにも時間がかかりませんから、時間がない時には便利な食材ですよね。
また、うどんは冷凍できるので、ポタージュ状にして、製氷機などで小分けにして冷凍しておけば、必要な時にすぐ使う事もできます。
ただ、自家製冷凍食品は、1週間を目安に使い切るようにしましょう。
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うどんを使う時の注意点を知っておこう!
さて、便利なうどんですが、離乳食として使う時には注意して欲しい事があります。
まずは、アレルギーです。
ご存知の通り、うどんは小麦粉を使って作られています。
小麦は鶏卵、牛乳とともに3大アレルゲンの一つです。
牛乳・鶏卵に次いで多いアレルギーなので、注意が必要です。
初めて与える時は、様子を見ながら少量ずつ与えましょう。
万が一アレルギーが出た時のことを考えて、小児科が開いている時間帯に食べさせてあげると良いでしょう。
もう一つ気をつけたいのが塩分です。
大人が食べる際には気にならないかもしれませんが、うどんには塩分が含まれています。
コシを出すために食塩が使われているからです。
この塩分の量が、離乳食初期の赤ちゃんにとっては多く、内臓に負担をかけてしまう可能性があります。
うどんを使う際は、茹でたり湯通ししたりすることで塩分を取り除きましょう。
特に乾麺などは塩分の量が多いので、茹でた後によく水にさらして塩分を取り除きましょう。
最近は食塩無添加のうどんも市販されているので、それを活用しても良いでしょう。
まとめ
うどんは簡単に調理ができる上、野菜と混ぜて食べさせるなど、おかゆと同じ様に使える便利な食材です。
離乳食初期から使えますから、おかゆになれて来たらチャレンジしたいですね。
ただ、小麦でできているうどんは、アレルギーがでる可能性があります。
初めて食べさせる時は、十分に注意しながら与えてくださいね。
また、淡泊なイメージのあるうどんですが、離乳食初期の赤ちゃんに食べさせる時は塩分が気になります。
茹でて水にさらすなどして、塩分を取り除いてから使ってくださいね。
おいしいうどんで、赤ちゃんが離乳食を楽しんでくれるといいですね!