離乳食を始めて10倍粥になれて来たら、次は何を食べさせれば良いのか悩んでしましますよね。
ママの気持としては、赤ちゃんには野菜を食べて欲しいと思うのではないでしょうか。
将来的に野菜嫌いにならないためにも、野菜に慣れさせておきたいと思う方も多いのではないかと思います。
では、実際に離乳食初期で野菜を食べさせて良いのはいつ頃なのでしょうか。
まとめてみたいと思います。
また、どのような種類の野菜が離乳食初期の食べ物として向いているのか、どんな調理法でどのくらいの量を食べさせれば良いのかも気になるところですよね。
今回は離乳食初期におすすめの野菜とそうでない野菜の種類も紹介したいと思います。
離乳食で野菜を与えるのはいつから?
多くの赤ちゃんが初めて食べるものといえばお粥ですよね。
野菜を離乳食に取り入れるのは、離乳食初期のお粥に慣れた頃からです。
離乳食を開始して1週間ほど経ち、赤ちゃんがそろそろお粥に慣れてきたら、野菜をメニューに加えてみましょう。
野菜を食べさせる時も、お粥の時と同じようにペースト状にします。
野菜を柔らかく茹でて潰し、さらに裏ごしをして滑らかなペーストを作りましょう。
ただ、ペーストといってもあまり水分が少ないと赤ちゃんが飲み込みづらいので、初めての野菜はポタージュスープほどの柔らかさになるように、お湯を加えてのばすと良いでしょう。
初めて食べさせるものは、1匙からはじめます。
アレルギーや下痢が起こらないか様子をみましょう。
2~3日続けて食べさせ、赤ちゃんが慣れてきたら、新しい野菜にチャレンジしてみると良いでしょう。
ただ、野菜は種類によって味や匂いが異なりますよね。
野菜の種類によっては、赤ちゃんが嫌がる場合があるので、その時は無理強いせず、他の野菜を試してみましょう。
しばらく日をおいて再チャレンジすると食べてくれることもあるので、あまりこだわらず、食べられるものから慣らしてあげて良いですよ。
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離乳食初期におすすめの野菜とそうでない野菜の種類はこれ!
では、具体的にどのような野菜が離乳食初期に向いているのでしょうか。
初めての野菜はくせが少なく、繊維質でない種類のものが食べやすいです。
また、アクが少ないものは苦みが少ないので食べやすいですよ。
おすすめなのは人参です。
人参は甘みが程よくあり、裏ごしもしやすいので、調理面からもおすすめです。
電子レンジなどでも調理はできますが、輪切りにしたものを水からコトコト茹でると、とても甘くおいしくできます。
他には、カボチャやカブ、大根、ブロッコリー、玉ねぎ、さつまいも、小松菜なども食べやすく、離乳食初期に比較的使いやすい野菜です。
小松菜などの葉物は、硬い茎の部分は避け、歯の部分だけを使いましょう。
逆に、離乳食初期に向いていない種類は、ゴボウやキノコなどの繊維質の多いもの、ピーマンなど苦みの強いもの、タケノコなどアクの強いもの、かゆみの出る可能性のある山芋などです。
これらの種類のものは離乳食が進み、赤ちゃんの消化機能が発達してから食べさせてあげましょう。
まとめ
野菜は離乳食初期から食べることができます。
離乳食を始めて1週間ほど経ち、お粥に慣れてきたころに挑戦してみると良いでしょう。
ただし、種類によっては赤ちゃんが食べ辛いものもあります。
最初のうちは、繊維質が多すぎず、アクや苦みの少ないものを選んだ方が食べやすいですよ。
甘みのある人参やカボチャ、滑らかに潰しやすい大根やかぶなどは、ママも調理しやすいですし、赤ちゃんも食べやすいのでおすすめです。
離乳食初期で野菜の味に慣れておくと、離乳食が進んでも野菜を食べてくれることが多いので、様子を見ながら、色々な野菜にチャレンジさせてあげてくださいね!