おっぱいが張らないイコール出ないというわけではない!
できるだけ少しでも長く母乳育児を続けたい、というのが母親の本音ですよね。
勘違いしている人も多いと思いますが、実は張らなくなった・張らないからと言って母乳が出なくなったわけではないのです。
おっぱいは1ヶ月を超えた頃から張らなくなります。
それは母乳が出なくなったからというわけではなく、乳管が開通し母乳が軌道に乗ってきているということなのです。
また、張るかたちよりも赤ちゃんが欲しがり吸われたときに出来たての新鮮な母乳が自然と出てくるのが理想的なかたちなのです。
いわゆる差し乳と言われているものです。
軌道に乗ってきた時に張らないから出ないんだと思いすぐに辞めず、あげ続けていくことが大事です。
母乳が出なくなる原因は!?
張らないからと言って出ないと思い込むのは間違いですが、本当に出ていない場合もあります。
なぜ母乳が出なくなるのでしょうか?
いくつかの理由をご紹介いたします。
母乳は消費した分作られるためミルクと混合になり授乳の回数が減ってしまうと作られる量も減ってきてしまいます。
また、睡眠不足や運動不足も影響してしまいます。
締め付けがきついブラジャーなども血行が悪くなり母乳生成の妨げになってしまいます。
そのほかにも乳管が詰まってしまい母乳が出にくくなったりします。
2~3時間おきの授乳での睡眠不足や外出できない苛立ちや育児への不安からストレスを感じ母乳が出なくなってしまうということもあります。
なぜ母乳が出なくなったのか知ることは大切なことです。
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母乳が出なくならないようにする為には!?
一度の授乳時間を長くするのでは無く、回数を増やすことでその度に母乳が作られることにより母乳が止まることを防ぐことができます。
また、父親に出来る限り協力してもらい少しでも多くの睡眠時間を取ることや、体を動かすことで胸が揺れおっぱいマッサージ効果を得ることが出来るため、母乳に良い働きをします。
締め付けがキツイブラジャーなどは母乳を生成する妨げとなるので、出来るだけ避けるようにしましょう。
また、乳管が詰まってしまうと母乳が出にくくなってしまうので、乳管が詰まりにくくする為に乳房のマッサージが効果的です。
やりかたは簡単です。
親指と人差し指を直角になるように開き、そのまま胸を囲むようにして手をあて、親指は上下に、人差し指は左右に動かします。
たったこれだけです。
それと同じくらい効果が有るのが、温め効果と言いますが、お湯に浸したり、レンジで温めたタオル等をおっぱいに置く事でマッサージと同等の効果が生まれてくるのです。
次に、ストレスを出来るだけ感じないようにする為には、上記にも記載してある様に父親にも協力してもらう事や、自分のリフレッシュタイムを作る事により(個人差もありますが)極力ストレスを溜めこまない様にすることが大切なのです。
上手く母乳育児と付き合う為には!!
我が子は母乳で育てたいと思うのが母親の思いですが、色々な理由により母乳が出なくなってしまうこともあります。
ですが、直ぐにはあきらめず出来る限りの手を尽くすことが大切です。
特に初めての育児の場合は戸惑いや不安が多いため1人で抱え込んでしまいがちですが、1人で悩まず周りの人に相談する事が大切です。