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母乳育児

母乳育児で3ヶ月後も母乳が出ないときは・・・

投稿日:2016年1月21日 更新日:

完全母乳かミルクか混合?母乳に悩まされ続けて三ヵ月

産後3カ月くらいから、赤ちゃんは昼夜の区別がついて生活リズムが整ってきます。

表情が豊かになり、一生懸命お母さんの顔を見てくれるようになる頃です。

体重も生まれた頃の約2倍に増加して体つきがしっかりし、首がすわるようになるので徐々に育児が楽になってきます。

しかし、まだまだお母さんの悩みは尽きません。

特に、産後3カ月になっても赤ちゃんが満足するほど母乳が出ないと心配になってしまいます。

成長と共に絶対的な必要量が増えているのに、どんなに頑張っても母乳が増えない方がもおられることでしょう。

そろそろ完全に母乳を止めて人口ミルクに切り替えた方が良いのかしらと考えておられませんか?

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授乳しても、赤ちゃんが嫌がる

母乳の分泌を促進するためには赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうのが一番です。

しかし、飲ませようにも赤ちゃんが嫌がって口に含んでくれないと悩む方が増えています。

飲ませようとすればするほど嫌がって泣かれるのでイライラしていませんか?

赤ちゃんが乳首を口に入れたがらない理由は、ただ母乳の出が悪くて吸っても出てこないからではありません。

乳頭の形が悪いと、赤ちゃんが口に含みづらいことがあります。

哺乳瓶

哺乳瓶

哺乳瓶の人口乳首の形状を確認してみてください。

人口乳首にも様々な形があり、吸い付き具合が調整されています。

人口乳首は赤ちゃんが最も吸い付きやすいようお母さんの乳首に似せて作られているので、いろんな赤ちゃんが喜んで吸います。

人口乳首は標準的な乳頭の形をしていますから、ご自分の乳頭と比べてみて下さい。

お母さんの乳頭がとても小さかったり、陥没していたりすると赤ちゃんにとって非常に吸い付きにくいことがわかるでしょう。

飲みたくても飲めないのでは、赤ちゃんも腹が立ってしまいますよね。

乳頭保護器を使用してみたことはありますか?これを使うと、赤ちゃんがおっぱいに吸い付きやすいよう自分で調整してあげることができます。

ぜひ試してみて下さい。

赤ちゃんが喜んで吸ってくれるようになるかもしれません。

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 搾乳するより頻回授乳

母乳と人口ミルクの混合育児をしている方で、授乳の合間に搾乳器を使って母乳を搾っている方もおられると思います。

しかしご存知のように、母乳は赤ちゃんの吸てつ刺激によって分泌されますから、搾乳ではわずかな量の母乳しかとれません。

搾乳したものを哺乳瓶で飲ませるより直接授乳した方がはるかに効率は良いですし、母乳の出も良くなります。

思い切って搾乳を止めてみてはどうでしょうか。

搾乳していた時間を使って美味しいお茶でも飲んで体を休めてください。

完全母乳にこだわらず、笑顔で育児を楽しんで

授乳の合間に胸が張ってくる感じがするのであれば、母乳が作られている証拠です。

量の多少を不安がらずに出るだけ赤ちゃんに飲ませてあげてください。

母乳にはお母さんの免疫抗体が豊富に含まれていますから、免疫力の低い赤ちゃんにとってはとても大切です。

一度に出る量が少なければ何度も授乳する。

足りない分は人口ミルクの手を借り、たまには二回分の母乳を溜めておいて一気に飲ませて満足させる。

いろんな手段を試してみてください。

最近は完全母乳育児を奨励する風潮がありますが、お母さんの全てが母乳に恵まれているわけではありません。

どんなに努力しても母乳が出ない人もいるのです。

出なければ出ないですっぱり諦めて完全ミルクに切り替えることも大事です。

足りなければ、量を調節しながらミルクを追加すれば良いのです。

完全母乳にこだわる必要はありません。

それだけが育児ではないのですから。

お母さんが毎日元気で笑顔でいることが、赤ちゃんの健やかな成長につながります。
赤ちゃんにたっぷり母乳を飲ませてあげたい。

どんなお母さんでもそう思うに違いありません。

人口ミルクで育てるなんて、母親としての義務を果たしていないと考える人もいるかもしれません。

でも実際は全てのお母さんが母乳に恵まれているわけではないのです。

泣く泣くミルクに切り替えなければいけない人だっています。

でも考えてみて下さい。

母乳をあたえるだけが育児ではないはずです。

母乳以外に赤ちゃんにあたえてあげられるものは数え切れないほどあります。

お母さんの温もり、優しい子守歌、抱擁、安心感はあなたが母親だからこそあたえてあげられます。

それらに比べれば人口ミルクの使用などさしたる問題ではありません。

母乳が出なくても悩む必要はありません。

あなたに出来ることを精いっぱいしてあげるだけでいいのです。

 

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-母乳育児

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