母乳が出ないとあきらめないで!産後1か月はスタートライン!!
赤ちゃんを自宅に連れて帰って一か月。
母乳が思うように出ないお母さんたちが悩み始める頃ですね。
十分な量の母乳が出ないと赤ちゃんの栄養不足が心配です。
かといって完全にミルクへ切り替えるにはまだ早すぎるような気がしていませんか?
母乳には人口のミルクには含まれない貴重な免疫抗体が豊富に含まれていますから、できることなら母乳で育ててあげたいですよね。
産後一か月では、まだ赤ちゃんも上手にお乳が飲めるようになっていませんから、母乳の出が悪いことをそれほど心配する必要はありません。
必要に応じてミルクを足してあげながら、徐々に母乳育児にシフトしていくよう挑戦してみてください。
赤ちゃんが乳首をくわえる角度、吸う力をチェック
生後まもない赤ちゃんは、お母さんの乳首を吸うのが下手なものです。
何度も何度もくわえる練習をして、徐々に上手に吸えるようになっていくのです。
乳首を吸う力には個人差があり、お母さんが痛みを感じるくらい強い力で吸う赤ちゃんもいれば、なかなか思うように母乳を吸えない赤ちゃんもいます。
乳首を吸う力が弱いと、母乳を与えてもすぐに疲れておっぱいを口から離してしまいます。
なので、お母さんは赤ちゃんに吸い付きをよく観察して対応してあげなくてはいけません。
まず、乳首をくわえさせるときは、赤ちゃんが大きく口を開けた時に乳輪ごと口に入れてやるようにしてください。
乳頭だけを舐めている赤ちゃんがいますが、それでは母乳が出てきません。
しかも母体へ吸てつ刺激が伝わらないので母乳の分泌が促進されません。
乳首の上手なくわえ方は、お母さんが指導して赤ちゃんに教えてあげてください。
そして、大事なのは乳首をくわえる角度です。
哺乳瓶のミルクは上手に飲むのに、母乳を吸うことを嫌がる赤ちゃんは、乳首を吸う角度が悪くて上手く吸えない可能性があります。
赤ちゃんが母乳を飲みやすいベストな角度を研究してみてください。
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母乳が出にくい要因をチェック
頑張って母乳をあたえているのに、出が悪くてイライラしていませんか?
そのイライラや睡眠不足、育児の疲れが原因でお乳が母体で作られにくい状態かもしれません。
母乳が出にくい要因をいくつかあげてみましょう。
まず、母体が冷え性で血流が悪くなっていることが考えられます。
母乳は血液から作られますから、血行が良くなると自然に作られやすくなります。
それからもちろんストレスです。
母乳が出にくいことを思いつめないようにしてください。
今は栄養豊富な人口のミルクがありますから、母乳が足りない時には手助けしてもらえば良いと気楽にかまえるようにしてください。
そして、母乳が出ない最も大きな要因として考えられるのは、授乳回数がと時間が短いことです。
病院で指導された1日の授乳回数と授乳時間を厳密に守っていませんか?
母乳が豊富に出る方であれば問題ないのですが、母乳が出にくい場合はこれに従う必要はありません。
そもそも母乳とは、赤ちゃんが乳首を吸うことが刺激となり母体のホルモンが母乳を作るよう脳に命令して作られます。
ですから、赤ちゃんが乳首を吸う回数が多ければ多いほど母乳は作られるのです。
母乳が不足しているからとミルクをたくさんあたえ過ぎていませんか?
まずミルクの量を半分ほど減らし、その分を母乳で補うため、頻回授乳をしてみてください。
それもで、きるだけ時間をかけて飲ませてあげましょう。
病院で指示された授乳時間内で十分母乳が吸えない子もいます。
欲しがるだけ何回でもあげてください。
吸てつ刺激で母乳の生成が促進されます。
徐々にミルクから母乳育児へ
母乳の量を増やすには、まず母体の健康管理が一番です。
栄養バランスの良い食事、水分補給、血行を良くすること、ストレスを溜めない、それから睡眠を十分にとりましょう。
母乳のことだけ考えず、ミルクの手も借りれば良いのです。
ただし、赤ちゃんがミルクでお腹いっぱいにならないように量はセーブして授乳回数を増やしてカバーしてください。
授乳の前は乳腺、乳頭マッサージを行い、赤ちゃんが吸い付きやすいよう準備しておくと良いでしょう。
何度もお母さんの乳首を吸ううちに、赤ちゃんは母乳の味を覚えてミルクよりも好きになります。
母乳の量が増えてくればミルクの量を減らせるので、最終的には母乳だけで育てることができるようになる可能性もあります。
母乳をあたえるだけが育児ではありません。
ミルクの力を借りても良いのです。
産後1カ月は、お母さんも赤ちゃんもまだまだ授乳に慣れていませんから、これからが勝負です。
どうすれば赤ちゃんが母乳を吸いやすいのか研究してみてください。
母乳の量に関わらず、おっぱいを吸うことは赤ちゃんにとってとても幸せなことです。
母乳が出ないと気に病まず、できるだけのことをしてみてください。
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