睡眠不足……それは母乳育児を頑張るママが一番つらく感じる事かもしれません。
毎夜数時間おきに無理やり起こされておっぱいをあげ、また眠る。
また無理やり起こされて……の繰り返しです。
寝ていても、いつ泣くかとびくびくして、安心して寝られない。
4時間連続で眠れたらそれだけで御の字です。
我が子がかわいいとはいえ、やっぱり大変ですよね。
そんなママを助けてくれる一つの手段、それが「夜間断乳」です。
文字通り、夜の間だけ断乳をすることですが、これが寝不足のママを救ってくれるかも知れないのです。
ここでは夜中の授乳をやめる方法と、泣いてしまった時の対策をいくつか紹介したいと思います。
夜中の授乳をやめる方法は?
昼間は授乳をし、夜中の授乳だけをやめることを「夜間断乳」と言います。
夜中の授乳をやめる方法は、赤ちゃんにおっぱいなしで眠る方法を教えることでもあります。
夜中の授乳をやめた赤ちゃんは、夜ぐっすり眠り、夜泣きがおさまることがあります。
また、卒乳・断乳の際も、一番大変な夜中の断乳が既にできているので、スムーズに卒乳・断乳ができるというメリットがあります。
赤ちゃんが朝までぐっすり眠ってくれたら、ママは本当に助かりますよね。
では、夜中の授乳をやめる方法とはどのようなものがあるのでしょうか。
毎日決まった時間に寝かせる
一日の生活リズムを整え、決まった時間に寝かせることで、寝る時間になったら自然と眠くなるよう生活リズムを作りましょう。
入眠儀式を行う
お風呂に入り、絵本を読み、布団に入って眠る等、眠るまでの一連の行動を毎日繰り返します。
同じ行動をすることで、赤ちゃんも「もうねんねだな」ということがわかります。
こうして、授乳以外に「もうねんねだ」ということが分かるように、生活リズムを作って準備していきましょう。
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泣いてしまった時の対策は?
生活リズムを作っていっても、やはり最初はおっぱいが恋しくなりますよね。
赤ちゃんが泣いてしまった時の対策を紹介します。
・お茶や牛乳を飲ませる。
・抱っこでユラユラしたり、歌を歌う。
・背中をトントンする。
またはさする。
・赤ちゃんを抱っこしてスクワットをする。
・音のするおもちゃなどで気をひく。
・一度明るい部屋に連れて行き、目を覚まさせる。
そして、少し遊びなどして落ち着いてから寝かせる。
・包み込むように抱きしめて添い寝する。
・外の空気を吸わせる。
このほか、ママの耳や顔を触ると落ち着くお子さんもいます。
まずは一度落ち着かせ、泣きやませることが大事ですので、何かしら落ち着く方法を探しておくと良いでしょう。
一般的な断乳と同じく、最初の3日間は赤ちゃんにとって試練の時。
何をしても大泣きしてしまうかもしれません。
絶対に夜間断乳をすると決意したならば、ママも強い心で挑んでください。
中途半端に断乳したり授乳したりしては、赤ちゃんも混乱しますし、無駄に泣かせることになってしまいます。
夜中の授乳をやめる方法を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
夜間断乳は赤ちゃんにとって大きな試練ですし、断乳が成功するまでは、赤ちゃんに負担をかけることにもなります。
できるだけ負担が少なく済むよう、まずは生活リズムを整え、入眠儀式を行うところから試してみてはいかがでしょうか。
生活リズムができたら、強い心をもって夜間断乳に挑んでください。
赤ちゃんもママもぐっすり眠れる日がくるよう、頑張ってくださいね。