母乳育児中にしこりが気になるというお母さんは少なくありません。
しかし、母乳育児中は乳がんにならないという噂を耳にすることがあります。
それは本当なのでしょうか?母乳育児中に乳がんになってしまっては大変ですよね。
母乳育児と乳がんの関係は子育て中のお母さんにとってとても気になるところかと思います。
母乳育児中の乳がんの確率はどのくらいなのでしょうか?また、どんな方が高いのでしょうか?
母乳育児中の乳がんの確率は?
女性がかかるガンの中で1番多いのが乳がんです。
40代~60代の発症がもっとも多く日本人女性の30人に1人の確率で乳がんが発症すると言われております。
ここまで聞くと乳がんは自分が発症したとしてもおかしくないですよね。
母乳育児中は乳がんにならないといううわさがありますが、それは正しくありません。
たしかに母乳育児中の乳がんに確率は低いのです。
しかし、〇ではないのです。
乳がん患者の中の1%程度と言われており、決して〇ではありません。
また、授乳期間が長いほどリスクが低くなります。
3ヶ月授乳していた人より、6ヶ月以上母乳育児を続けた方人の方がリスクは低くなるのです。
なので、ミルク育児の人より母乳育児をしている人の方が乳がんの確率は低くなります。
逆に乳がんのリスクが高い人の特徴は出産、授乳の経験がない人、身内に乳がんになった方がいる人、初産が30歳を超えている人、初潮が早い人などがあげられます。
また、食事や生習慣、ストレスも乳がんの確率をあげる原因になっています。
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母乳育児中の乳がんはすぐみつかるの?
母乳育児中にしこりが気になることが多いかと思います。
急にしこりが出てきたらもしかしたら乳がんなのではと不安になってしまいますよね。
しかし、母乳育児中は悪影響を及ばさないしこりがでることが多くあります。
乳腺炎など、乳首や乳房のトラブルによってしこりがでることがあります。
悪影響を及ばさないしこりは、原因が解消されていけば徐々に消えていきます。
しこりが気になるからと病院にいったとしても、母乳育児中は乳がんが見つかりにくいのです。
母乳育児中は乳腺が発達しているため検査をしても見つかりにくいのです。
母乳育児中は乳がんの確率がミルク育児の人や出産してない人などに比べて低くなります。
確率は低くなりますがもし発症してたとしても見つかりにくい状況にあります。
まとめ
母乳育児中だから大丈夫と思わず、乳房にしこりができてないか、なにかいつもと違うことはないか気にかける必要があります。
もし発症してたとしても母乳育児を続けるのは問題ありません。
ですが、自分のためにも赤ちゃんのためにも、自分の体の変化に気をつけましょう。
長く母乳育児を続けることは、赤ちゃんとの絆を深めるためだけではなく、乳がんの確率をさげることにもつながります。
そして、乳がんの確率を下げるためにも生活習慣や食事、ストレスをためないなど、自分の生活から見直しましょう。
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