赤ちゃんが産まれて最初に免疫やたくさんの栄養をあげることができる母乳。
最近では母乳育児が推奨されていたりもして、できるなら完全母乳育児をしたいのに母乳が出ない!なんてお母さんも多いと思います。
なぜ母乳がうまくでないのでしょうか。
母乳が出ない原因、そして母乳育児を成功ささるためすることをご紹介したいと思います。
出ない原因はなんなのか?
母乳育児が上手くいかない理由には大きくわけて赤ちゃんに原因があるときとお母さんに原因があることがあります。
母乳がうまく出ないと自分を責めてしまいがちですが、赤ちゃんが上手く吸えてないということもあります。
赤ちゃんもおっぱいを飲むのは初心者です。
赤ちゃんが上手く飲めないと乳首への刺激が足りなく、母乳が分泌されにくいのです。
そして、お母さんが原因の場合多い理由がストレスです。
慣れない育児や睡眠不足、ホルモンバランスがまだ整っていないから余計に負担になってしまいます。
それにくわえ母乳がうまくでず母乳育児ができないという焦りから母乳が出にくくなるという悪循環になりえます。
また、貧血や水分不足。
血行不良なども母乳が出にくくなる原因の一つです。
母乳のほとんどは水分なので、水分不足は母乳不足につながります。
また出産で大量の出血をして鉄分不足になっており貧血気味のお母さんも少なくないと思います。
それが母乳がでない原因につながっているのです。
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母乳育児を成功させるには
母乳が出ない一番の原因はストレスが多いのでストレスを貯めないことが一番です。
ストレスというのは不思議ですがお母さんのおっぱいに影響するのです。
シャワーだけでなく湯船につかって血行をよくしコリを解消することもストレス解消になります。
また、睡眠不足もストレスにつながりますので、赤ちゃんが寝たら一緒にお昼寝をしましょう。
寝て体を休めた時の方が母乳は作られるので、お昼寝はとても大事です。
赤ちゃんが上手く飲めていないようでしたら、授乳の抱っこの仕方を変えてみるのもいいでしょう。
横抱きでの飲ませ方以外にも縦抱っこやラグビー持ちなど、様々な姿勢があります。
とくに縦抱きでの飲ませ方は口にうまくおっぱいが入り飲みやすいという子も多いようです。
そしてなにより頻繁に飲ませることです!赤ちゃんがおっぱいを飲んで乳首を刺激することによって、母乳を作らなければ!と体が反応するのです。
授乳の感覚は長くても3時間以内にしましょう。
それ以上あけてしまうと、もう作らなくていいのかな?と体が勘違いしてしまい徐々に作られなくなっていく場合があります。
母乳の量を増やしたいなら大変でも頻繁に授乳することが大切です。
それでも飲まないようであれば搾乳して哺乳瓶で飲ませるのも試してみましょう。
ここまで母乳育児を成功させるためにお話をしてきましたが、あまり母乳にこだわりすぎなくても大丈夫です。
今のミルクは母乳とほぼかわらない栄養がとれますし、母乳がでないとイライラしたり焦るようならミルクを足してしまいましょう。
1度足したからといってずっと混合というわけではありません。
わたしも三ヶ月まではミルクを足してましたが、頻繁に授乳することによって、4ヶ月には完全母乳育児をすることができました。
母乳育児をするためにはいろんな対処法がありますので、ストレスを貯めないことを第一に試してみてください。