母乳育児中しこりが気になり乳がんでは?なんて怖くなることも少なくないと思います。
母乳育児中に乳がんがみつかったら怖いですよね。
母乳育児中でも乳がん検診は受けれるのでしょうか?
母乳育児中の乳がん検診
乳がん検診といえばマンモグラフィをしての検査になりますが、母乳育児中でもすることが可能です。
しかし、母乳育児中は乳腺が発達しているため、乳がんがあったとしても検査で見つかりにくいのです。
妊娠中に乳がん検診を推奨してる医者は6割に対し、母乳育児中の乳がん検診を推奨してるのは4割に減ります。
見つかりにくいことから、母乳育児中は乳がん検診をすることを推奨しているわけではありません。
しかし、母乳育児中だからといって乳がんにならないとはいえないので、常日頃からセルフチェックを心掛けましょう。
しこりや異常を見つけるのは難しいので、毎日お風呂の時などに触ってチェックし昨日と違う点がないかを見ていくといいでしょう。
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母乳育児中のしこりと乳がんのしこり
母乳育児中はしこりが見つかることがよくあります。
しかし母乳育児中ならではのしこりというものがあり、悪影響がないしこりがほとんどです。
悪影響がないしこりとはどういうものなのでしょうか?
まずは、乳腺炎によるものです。
乳首が詰まってしまい母乳が乳腺のなかに溜まってしまうことで起きる症状で、乳腺炎になるとしこりがでることだけでなく、乳房が赤くなったり熱を持ったようになったり、かゆくなったりと様々な症状がでてきます。
重症だと高熱や悪寒がでたりし、ただ詰まって母乳がでにくいだけではないのであなどれない症状になります。
そして、母乳育児中ならではのしこりで一番多いのが乳瘤(にゅうりゅう)によるもので、乳汁が袋のようなのう胞の中に溜まってしまうことで起きる症状です。
どちらもおっぱいトラブルからおきるしこりであり、母乳育児中にはしこりができやすい原因になっています。
母乳育児中ならではのしこりと乳がんのしこりを見分けるには、しこりが痛みを伴うかどうかがポイントです。
母乳育児中ならではのしこりの場合しこりに痛みが伴いますが、乳がんによるしこりは痛みを伴わないことがほとんどです。
また、母乳育児中ならではのしこりはおっぱいトラブルによるものなので、その原因を改善すればしこりは小さくなったり消えたりします。
乳がんによるしこりは消えることはありませんし、場所が変わることもありません。
ゆっくりゆっくりと、大きくなっていきます。
まとめ
母乳育児中は乳がん検診を受けても見つかりにくい状況にあるので、毎日のセルフチェックが大事です。
乳がん検診を受けて大丈夫だったからといって、今後乳がんにならないとは限りません。
日頃からセルフチェックをする習慣を身につけましょう。
そして、なにか気になることがあれば自己判断せず病院でみてもらうようにしましょう。
また、母乳育児中はしこりができやすいので、その原因を作らないような生活を心がけることが大切です。
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