赤ちゃんが生まれてまずお母さんから赤ちゃんへの最初の贈り物が母乳です。
お母さんの母乳から免疫が赤ちゃんへいくので、できるなら母乳育児で頑張ろうと思いますよね。
母乳を作るのにも赤ちゃんのお世話や家事をするのにもたくさんのエネルギーを必要とします。
産後は母乳に栄養を取られるのでたくさん食べて栄養をつけなくてはいけないとよく言われますが、だからといって暴飲暴食をしてしまうのは赤ちゃんにもお母さんにもよくありません。
それを分かっていてもなぜ母乳育児中にに暴飲暴食をしてしまうのでしょうか。
母乳育児中に良いとされる食事とは?
母乳育児中にとって、食事とはとても重要とされます。
食べたものが血液となり、そして母乳となっていくからです。
母乳育児にとってよい食事とは主食・主菜・副菜・乳製品などバランスの良い食事が基本です。
乳製品や脂肪、油分を必要以上に取ると母乳をつまらせてしまい、悪化すると乳腺炎になってしまうこともあります。
また、乳腺炎になるだけでなく、脂肪分を過剰摂取すると血液がドロドロになってしまい、ドロドロの母乳になってしまうこともあります。
そうしますと、母乳の質、味にも関わってきますので赤ちゃんが嫌がって飲まなくなることもあります。
そして、もう一つ母乳育児に大切なものが水分です。
母乳に水分を取られるので水分補給は必須です。
母乳の出があまり良くない時も水分を頻繁に飲むようにすると良いでしょう。
食事にも鍋や汁物など、水分を取れる食事を作るのが良いでしょう。
カロリーでいうと、だいたい母乳育児中は2500カロリーくらいを目安にとるのがいいとされます。
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なぜ母乳育児中に暴飲暴食をしてしまうのか?
母乳育児中には食事が大事!とわかっていても暴飲暴食をしてしまのはなぜなのでしょうか。
その原因の多くはストレスです。
赤ちゃんが生まれて可愛くて幸せな気分だとしても、少なからずストレスは感じているのです。
赤ちゃんの慣れないお世話や母乳育児をするために食事を考えたり我慢したり、または旦那さんが育児に積極的でない、睡眠不足、社会からの疎外感などいろいろな要因からストレスを感じてしまい暴飲暴食に走るケースが多いのです。
母乳育児によくないからお菓子は食べちゃいけない!暴飲暴食なんてだめだ!
とあせったり、それによって体重が増えていってしまうことにもストレスを感じてしまうので、暴飲暴食を防ぐには、厳しい決まりを決めるのではなく緩く実行するのがポイントです。
絶対食べたらいけない!というのはつらいので、量を減らしたり代わりのもので代用したりしてみましょう。
3回の食事をしっかりたべ、揚げ物や油物を減らし野菜を多く取り、空腹感をみたしましょう。
また、おやつもチョコレートやポテトチップスなどのお菓子をたべるのではなくふかしたさつまいもや赤ちゃん用のお菓子を食べるのもいいでしょう。
赤ちゃん用のお菓子は塩分や糖分が控えめなので普通のお菓子を食べるよりはよいのです。
また、おやつにおにぎりをたべるのもオススメです。
母乳育児中に暴飲暴食をしてしまう原因はストレスが大きいので、音楽や運動など食以外でストレス発散をすると食欲がおさえられることもあります。
以上が母乳育児中に暴飲暴食をしてしまったときの原因と予防についてのまとめでした。
暴飲暴食を止めるために無理をしてストレスを溜めてしまうのは逆効果だということがわかりますね。
無理のない方法で赤ちゃんのために食事を見直してみましょう。
私も甘いものが食べたくて仕方なくなりましたが、手作りおやつをつくって乗り越えました。
手作りだとどれだけ砂糖を使っているのか目で見えるので、控えめに食べようという意識が生まれます。
自分にあった方法で赤ちゃんのためにも、母乳育児の食事についてかんがえてみましょう。