赤ちゃんが1歳を過ぎると、「そろそろおっぱいをやめた方が良いの?」と悩むママも多いかと思います。
最近は、おっぱいは大切なスキンシップなので、自然に欲しがらなくなるまで飲ませて良いという傾向があります。
とはいえ、「1歳過ぎたら卒乳!」という考え方がいまだ根強くあるのも事実です。
2歳を過ぎると、周りの子供が卒乳していったり、周囲から「まだ飲んでるの?」と言われたりして、プレッシャーを感じることもあるかもしれません。
「そろそろ卒乳させようかな……」そう思う方に、ここでは卒乳の仕方、特に2歳くらいのお子さん卒乳の仕方について紹介したいと思います。
2歳を過ぎてからの卒乳では遅いの?
卒乳のタイミングは個人によって様々です。
いつまでに卒乳しなければならないという事はありません。
日本ではかつて1歳前後で卒乳という考えがありましたが、WHOやユニセフの宣言では、『子供達に適切で十分な食べ物を補いながら、2歳かそれ以上まで母乳育児を続けるようにしましょう。
』という提言がされています。
栄養面を母乳に頼って、食事を全然とらないのであれば問題がありますが、きちんと食事から栄養をとる練習をしているのであれば、2歳を過ぎてから卒乳しても、決して遅いわけではありません。
むしろ、授乳はママと子供の大事なスキンシップ方法ですから、続けて悪いことはありません。
子供にとって授乳は大事な愛情表現であり、精神安定剤でもあるのです。
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2歳を過ぎてからの卒乳の仕方は?
それでも、様々な事情で卒乳が必要になる場合もあるでしょう。
卒乳の仕方を考えるのであれば、いきなりおっぱいを取り上げるよりも、事前の準備をしっかりしておきましょう。
2歳ごろの子供は、ママのいう事もある程度理解できるようになってきていますし、自分の意思がはっきりしています。
そのため、急におっぱいを禁止されると、逆におっぱいに執着する子もいます。
ですから、「この日になったらおっぱいとバイバイしようね」など、事前に言い聞かせておくと良いかもしれません。
卒乳に関連する絵本を繰りかえし読んで、「おっぱいとバイバイする」ということをイメージさせておくのも良いでしょう。
また、2歳くらいになるとプライドが出てきますから、誕生日などをきっかけに「もうお兄ちゃん(お姉ちゃん)になったからおっぱいは要らないかな?」「コップで飲もうね」と提案してみると、意外とすんなり受け入れられることもあるようです。
授乳自体は、徐々に回数を減らしていくと、子供にとってもママのおっぱいにとっても負担が少ないですよ。
まとめ
2歳くらいになると、身の回りの色んなものに興味を持つようになりますから、遊びや運動、食事を通じて、おっぱい以外のものに意識が向くようにしていくと、卒乳もスムーズにいくかもしれません。
卒乳の時期は人それぞれです。
周りが卒乳しているからとプレッシャーを感じて卒乳するよりは、ママとお子さんがしっかり準備した上で卒乳をすると良いでしょう。
特に2歳を過ぎると、自分の意思がはっきりとしてきますから、お子さんもママも納得した上で卒乳したいですね。
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