赤ちゃんが卒乳すると、育児も一つの節目を迎え、次のステージに進みますね。
母乳育児を頑張ってきたママ、お疲れさまでした。
卒乳して、次に心配になってくるのが栄養面ですね。
今まで母乳から得ていた分の栄養をどうやって補給しようかと考えるママもいるでしょう。
そこで考えるのが、ミルク。
ミルクなら母乳でとっていた栄養と似た種類の栄養が摂取できますよね。
そう思ってミルクを飲ませようとしたのに、赤ちゃんがミルクを飲まない!
そんな時はどうすれば良いのでしょうか。
ミルクは飲ませた方が良いのでしょうか?
どうしてもミルクを飲まない場合、代わりに摂取すべき栄養は何でしょうか?
ここでは卒乳後のミルクが必要かどうかと、ミルクを飲まない時に気をつけることについて考えたいと思います。
卒乳後のミルクは必要ない?
母乳は赤ちゃんにとって完璧な栄養食です。
卒乳し、母乳を飲まなくなると、栄養が不足しないか不安に思うママもいるかもしれません。
特に卒乳の時期が早かった場合は心配になりますよね。
では、母乳の代わりにミルクを飲ませた方が良いのでしょうか?
ミルクは確かに栄養満点ですから、栄養補給には有効です。
ですが、卒乳後に必ず飲ませる必要はありません。
赤ちゃんが欲しがるのであれば飲ませても良いし、ミルクを飲まないのであれば、無理して飲ませる必要はありません。
離乳食を1日3回バランスよく食べ、お茶や水などで水分補給ができていれば、ミルクで栄養を補給しなくても大丈夫なんですよ。
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ミルクを飲まない場合に対処法は?
母乳を卒業し、ミルクも飲まない場合、どういった点に気をつければ良いのでしょうか。
まずは、水分がきちんととれているかをチェックしておきましょう。
ストローやコップを使って、麦茶や水を飲ませてあげましょう。
栄養面では、たんぱく質やカルシウム、鉄分等を必要な量摂取できるよう、離乳食のメニューを工夫しましょう。
ミルクを飲まない場合も、料理に使えば食べてくれる場合もあります。
シチューやグラタン、スープに牛乳代わりに使うと良いでしょう。
パンケーキを作る時などにも粉ミルクを混ぜれば、栄養満点のおやつになりますね。
たんぱく質は大豆やお肉などからも摂取できますし、カルシウムは小松菜等の野菜やしらす等の小魚から摂取できます。
1歳前後の子供は鉄分も不足しやすいですから、レバーやひじきなどで補給しましょう。
母乳の代替品として牛乳をそのまま飲ませるのは、お子さんが1歳未満の場合はおススメできません。
1歳を過ぎても、飲ませ過ぎると鉄欠乏性貧血になる危険があるので注意してくださいね。
まとめ
卒乳後にミルクを飲まなくても、お茶や水を飲み、離乳食を食べることができていれば、あまり心配する必要はありません。
欲しがれば飲ませる程度の気持ちで大丈夫ですよ。
直接飲まない場合は、料理にミルクを利用すれば栄養補給することができますから、牛乳代わりに利用すると良いでしょう。
それでは足りないのではないかと心配な場合で、まだママの母乳が止まっていないようであれば、搾乳したものをストローやコップで飲ませるという方法もあります。
とはいえ、いずれはミルクも卒業するもの。
ミルクを飲まないからと言ってあまり過剰に心配せず、食事から栄養をとることができるよう、食事の楽しさやおいしさを教えていってあげて下さいね。
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