産後母乳が作られるため、ママのおっぱいは妊娠前より大きくなりますね。
おっぱいが満タンになっているときは、はち切れてしまうのではないかというくらいパンパンになり、痛いくらいですよね。
授乳中のおっぱいは、妊娠前と比べると2カップ以上大きくなるというママもいます。
しかし、この豊かなバストも、油断していると赤ちゃんが卒乳すると同時に垂れて小さくなってしまうかもしれません!一度垂れてしまったら、元に戻すのはなかなか大変です。
卒乳後のおっぱいをきれいに保つには、産後から適切なケアをしておくことが大事なポイントとなってきます。
卒乳後も綺麗なおっぱいを保つために、産後からできるバストアップ方法を紹介したいと思います。
卒乳後におっぱいが垂れる原因
母乳育児中のおっぱいは、母乳が溜まればパンパンに張って大きくなり、赤ちゃんが母乳を飲むとしぼむということを繰り返します。
この繰り返しにより、皮膚が伸びてしまう事が、おっぱいが垂れる原因の一つです。
また、「クーパー靭帯」と呼ばれる組織がおっぱいを支えているのですが、これが伸びたり切れたりしても、おっぱいが垂れてしまいます。
しかもこのクーパー靭帯は、一度伸びたり切れたりすると、二度と元に戻らないと言われています。
母乳育児中は、妊娠前より大きくなった胸を支えなければならないので、クーパー靭帯が伸びてしまう可能性があるのです。
これも、産後におっぱいが垂れる原因です。
皮膚の伸びやクーパー靭帯の損傷を防ぐためにも、産後からできるバストアップ方法を取り入れ、ケアしておく必要があるのです。
とはいえ、母乳育児中は母乳の分泌に影響を与えないように行う事が必須ですから、どんな方法でも良いわけではありません。
産後に適したバストアップ方法を実践しましょう。
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産後からできるバストアップ方法
では、産後から始められるバストアップ方法はどのようなものなのでしょうか。
バストアップ方法1 ~マッサージ~
マッサージはおっぱいを美しく保つには必須です。
ただし、母乳育児中におっぱいに強い刺激を与えるのは良くないので、乳腺を軽く刺激するようなマッサージを行いましょう。
具体的には、
- 脇から乳房の中心へ向かってマッサージする。
脇の脂肪をおっぱいに移動させるイメージで行います。
これを左右10回程度行いましょう。 - 胸の下側から上側に向かって、持ち上げるように撫でます。
垂れたおっぱいを上に押し返すイメージです。
これも左右10回程度行いましょう。
バストアップ方法2 ~大胸筋を鍛える~
胸を支えている筋肉を鍛える事も、胸が垂れるのを防ぐために重要なバストアップ方法です。
妊娠中は激しい運動ができないため、筋力が低下しがちです。
落ちた筋肉を取り戻し、胸が垂れるのを防ぎましょう。
ただし、おっぱいを激しく揺らすとクーパー靭帯が切れてしまうので、注意が必要です。
- 手のひらを胸の前で合わせ、合唱のポーズをとります。
そのまま手のひらを中心に向かって押し合います。
15秒を目安に行いましょう。 - 腕を肩幅より広めに開いて腕立て伏せを行います。
つらい場合は、立って壁に腕をつけ、寄りかかった状態で行っても構いません。
息を止めず、胸の筋肉を意識して行いましょう。
まとめ
産後、授乳のために胸が大きくなったと思って油断していると、卒乳後におっぱいが垂れて小さくなってしまった!ということになりかねません。
母乳育児はどうしても皮膚が伸びるなど、おっぱいが垂れやすいものです。
卒乳後にがっかりしないよう、産後すぐからはじめられるバストアップ方法を実践しましょう。
紹介したバストアップ方法の他に、胸に合ったブラジャー(授乳中は授乳ブラ)をつけたり、(赤ちゃんに影響のない)保湿クリームを塗るなどして保湿しておくことも大切です。
赤ちゃんのお世話で忙しい時でも、いつまでもきれいなままでいるためにできる限りのケアをしていきましょう!
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