出産後、母乳育児をしていると、おっぱいが人生最大級に大きくなります。
母乳育児は楽しい事ばかりではないとはいえ、ボールのようにパンパンに膨らんだおっぱいに、思わず喜んでしまうという人もいるのではないでしょうか。
しかし、この豊かなバストは、母乳育児をしている間の期間限定なんです。
母乳が作られなくなったら、おっぱいは小さくなってしまいます。
場合によっては、妊娠前のサイズよりも小さくなって垂れてしまうこともあるんですよ!
おっぱいが大きくなったことを喜んでいるだけではいけません。
母乳育児が終わっても、きれいなおっぱいを保つために、一体どうすれば良いのかを考えていきましょう!
卒乳後のおっぱいはどうなる?
女性は妊娠すると、女性ホルモンの影響でおっぱいが大きくなります。
女性ホルモンの働きで乳腺が発達して、乳腺の周りに脂肪がつく為、おっぱいが大きくなるのです。
母乳育児中は母乳を溜めておく為、おっぱいのサイズはさらに大きくなります。
授乳間隔が空くと、破裂寸前の風船みたいにパンパンに膨らみますよね。
このおっぱいも、赤ちゃんが卒乳して、母乳が作られなくなると、サイズダウンしてしまいます。
母乳が作られなくなった乳腺は役目を終えてボリュームダウンします。
そのため、乳腺の周りにつく脂肪の量が減り、おっぱいが小さくなってしまうのです。
母乳育児中は乳房の皮膚がパンパンに張ったり、しぼんだりを繰り返すため、おっぱいが垂れる原因にもなってしまいます。
垂れたおっぱいは、実際よりもサイズが小さく見えてしまうため、余計におっぱいが小さくなったように見えてしまうのです。
卒乳したら、なんだか胸元が貧相に見えてしまうという人は、おっぱいが垂れている可能性が高いですよ!
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産後のおっぱいを大きくする方法は?
卒乳後のおっぱいを大きくするためには、3つの方向からアプローチするのが有効です。
ではその方法とはどんなものでしょうか。
女性ホルモンを増やす
産後のおっぱいが大きくなるのは、女性ホルモンの働きで乳腺が発達したためですよね。
母乳育児終了後は、女性ホルモンの分泌が減る為、乳腺がボリュームダウンするのです。
ということは、乳腺のボリュームダウンをできるだけ防ぐためには、女性ホルモンが佳発に分泌されるようにすれば良いのです。
女性ホルモンを増やすためには、ホルモン注射などがありますが、そのために病院通いをするのはあまり現実的ではないですよね。
そんな人は大豆製品を積極的に食べるようにしましょう。
大豆に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをすると言われています。
毎日の食事でイソフラボンを摂取して、女性ホルモンを増やしましょう。
特に、豆乳は吸収率が良いのでおススメですよ。
また、もっと簡単に補充するのであれば、サプリメントを利用するという方法もあります。
プエラリアにも女性ホルモンに似た働きをする成分が含まれています。
しかも、先程紹介したイソフラボンと、ミロエステロールの2種類の成分が含まれているので、バストアップサプリメントとして注目を浴びています。
効果が期待できる反面、人によっては不正出血や頭痛などの副作用が出る場合もあるので、体調と相談しながら利用してくださいね。
バストアップエクササイズ
おっぱいそのもののサイズを大きくする方法も重要ですが、おっぱいが垂れるのを防ぐことも、おっぱいを大きく見せるためには有効な方法です。
おっぱいの大きさを決めるのは、乳腺とその周りに付く脂肪の量ですが、そのおっぱいを支えているもののひとつが大胸筋です。
この筋肉を鍛えることで、おっぱいが垂れるのを防ぎ、大きく見せる効果があります。
具体的な方法を紹介しましょう。
①手のひらを胸の前で合わせます。
ひじの角度は90度を保つようにしましょう。
②ゆっくり息を吐きながら、両手を押し合い、15秒キープします。
テレビを見ながらなど、隙間時間を使って行うと良いですよ。
もう一つ紹介しましょう。
①腕立て伏せのポーズをとります。
この時、膝は床について構いません。
腕は肩幅より広めに開きます。
②そのまま腕立て伏せを行います。
10回を目安に行ないましょう。
ポイントは、胸の筋肉を使うよう、意識しながら行うことです。
バストアップマッサージ
産後の母乳育児中から、バストアップマッサージでおっぱいがしぼんだり垂れるのを予防する事も大切です。
①指を4本使って、鎖骨から脇へ向かってなでます。
10回行います。
②腕の付け根にあるリンパ節を押します。
10回行います。
③バストを下から上へさすり上げます。
10回行います。
④手のひらで胸を包み込むようにさすります。
10回行います。
⑤バストを下から上へさすり上げます。
20回行います。
⑥右上から胸を一周するようにさすります。
10回行います。
1日1セット行いましょう。
母乳育児が終わってからではなく、産後からケアを始めることで、垂れを防いでおっぱいを大きく見せることが出来ますよ。
ただし、授乳中はおっぱいに負担がかからないよう、やさしく行い、痛みや異常を感じたら中止してください。
まとめ
母乳育児中は大きかったおっぱいも、何もせずに放っておいたら、卒乳後に小さくなって垂れてしまいます。
母乳育児中が豊かだっただけに、卒乳後のおっぱいとのギャップにガッカリする人もいるでしょう。
そうならないためにも、今回紹介した3つの方法で、おっぱいのケアをしてくださいね!