赤ちゃんが不機嫌そうに泣いていたり、お腹や足を何度も掻いていたりしたら、身体をチェックしてみて下さい。
もしも赤いプツプツができて腫れていたら、赤ちゃんはダニに刺されてしまったのかもしれません。
ダニはどの家庭にも潜んでいるもの。
ダニの被害に悩んでいる人は意外と多いんです。
ダニはとても小さく、蚊のように居るのがすぐに分かるものではありません。
そのため、普段からダニから赤ちゃんを守るためには、普段からダニを繁殖させないように対策をしておく必要があります。
そこで今回は、特にダニ対策が難しい畳や布団の対策方法について紹介したいと思います!
赤ちゃんをダニの被害から守るためにも、参考にしてみてくださいね!
赤ちゃんはダニに刺されやすい!
困ったことに、赤ちゃんは特にダニの被害を受けやすいのです。
その理由は、赤ちゃんの肌と、寝転んでいる時間が長いことにあります。
ダニは、湿度が高く温かいところを好みます。
赤ちゃんは代謝が良いので、大人に比べると体温が高く、しかも汗をかきやすいものです。
寝ている時や、ちょっと室温が高めになっていただけでも背中にびっしょり汗をかいていることってありますよね。
ダニは、そんな赤ちゃんの湿っていて温かいお肌が大好きなんです。
しかも赤ちゃんのお肌はもちもちふわふわで、とても柔らかいお肌ですよね。
ダニが狙って刺すのはそんな柔らかいお肌なんです。
大人でも、ダニに刺されるのは内腿だったり、腕の内側だったりと、柔らかい箇所を狙われますよね。
それに加えて、月齢の低い赤ちゃんは長い時間を寝転んで過ごします。
ダニは床や布団に接している箇所から侵入してきます。
そのため、布団や床に寝転がっている時間の長い赤ちゃんはダニの被害を受けやすいのです。
中には人の汗や垢を餌としているダニもいるので、赤ちゃんはダニの標的にされてしまうのです。
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赤ちゃんがいる家庭での畳や布団のダニ対策方法
赤ちゃんをダニから守るためには、ダニが繁殖しやすい布団や畳のダニ対策をしっかり行っておく必要がありますよね。
そこで、ダニを対策方法を紹介したいと思います!
布団のダニ対策方法
代表的なダニ対策としては以下のような方法があります。
①天日干し
②布団乾燥機
③ダニとりシート
よくダニ対策として行われるのが、布団の天日干しです。
しかし、この方法は、既に繁殖しているダニを駆除する方法としては効果が期待できないんです。
ダニは50度以上の場所に2時間以上放置すると死滅します。
しかし、天日干しでその条件を満たすのは難しいですよね。
それに、布団の表面の温度が上がったとしても、ダニは布団の奥へと逃げてしまうので、天日干しでダニを退治することは難しいのです。
ただ、ダニは湿度の高いところで繁殖しやすいので、天日干しで布団を乾燥させることは、ダニの繁殖を予防するという点では効果的です。
既に繁殖したダニを駆除することは出来なくても、繁殖を予防することもダニ対策としては重要なので、こまめに天日干しするのは良い事なんですよ。
では、既に繁殖しているダニを退治するにはどんな対策が良いかというと、ひとつは「布団乾燥機」を使った対策です。
布団乾燥機は、温風で布団を温めて、50度以上の環境を作ることができるので、ダニ対策に効果的ですよ。
注意したいのは、布団乾燥機を使った後のことです。
布団乾燥機を使った後の布団には、ダニの死骸がまだ残っています!
ダニの死骸はアレルギーや喘息の原因になりますから、布団乾燥機を使った後は、掃除機をかけるなどして、ダニの死骸を取り除いてくださいね。
もう一つ、ダニ対策として有効なのが、ダニとりシートを使った対策です。
ダニとりシートとは、誘引剤でダニを集めて、粘着シートで捕獲するというものです。
ゴキブリホイホイのようなものですね。
気になる場所に敷いておくだけで良いので、手間がかかりません。
また、商品にもよりますが、効果が3ヶ月程度持続する物が多く、頻繁に取り替える必要がないのも手軽で良いですね。
畳のダニ対策方法
布団以上にダニ対策が大変なのが畳です。
乾燥させるにしても、畳を上げたり干したりするのは大仕事です。
家具があればどかさなければいけませんし、頻繁に干すのは難しいですよね。
市販の燻煙剤などは有効ですが、赤ちゃんが直接触れる畳にはあまり薬剤を使いたくありませんよね。
そこで紹介したいのが次のような方法です。
①ダニとりシート
②スチームアイロン
ダニとりシートは、布団のダニ対策で紹介したものと同じです。
畳の場合もシートを置いたり、畳の下に敷くなどしてダニを駆除することができます。
畳の下に敷くのは大変ですが、一度敷けば数か月は何もしなくて良いので、長い目で見れば楽な方法と言えますよ。
そして、もう一つ有効な方法が、アイロンのスチームでダニを駆除する方法です。
用意するものはスチームアイロンとタオルだけです。
まず、部屋を暗くして1~2時間待ちます。
ダニは夜行性です。
部屋を暗くすることで、畳の奥にいるダニを表面におびき寄せるのです。
それから、タオルを畳の上に敷き、その上からアイロンをかけます。
確実に退治できるよう、じっくりと時間をかけてアイロンをあてましょう。
部屋全体にアイロンをかけるとなると、ちょっと手間はかかりますが、薬剤を使わないので、赤ちゃんが寝転んだりしても安心ですね。
ただ、湿度が高いとダニが繁殖しやすくなるので、スチームアイロンをかけたあとは、窓をあけて換気するなどして、湿気が畳に残らないように気をつけましょう。
また、ダニの死骸は残っている状態なので、掃除機をかけてダニの死骸を除去してくださいね!
まとめ
布団や畳はダニが発生しやすい場所です。
しかし、頻繁に洗うことができないので、ダニ対策に困っている人もいるかもしれません。
そんな時は、今回紹介したような方法を試してみてくださいね。
ダニを駆除して、赤ちゃんをダニから守りましょう!
また、ダニを駆除したら、再び繁殖しないような対策も必要です。
ダニは湿気が大好きですから、布団を干したり部屋を換気したりして対策しましょう。
また、人のフケや皮膚はダニの大好物です。
こまめに掃除して、ダニの餌を増やさないように気をつけてくださいね!