赤ちゃんとのお出かけする時に使う物というと、ベビーカーや抱っこ紐が代表的ですよね。
ただ、実際に購入するにあたっては、出産前に準備しておいた方が良いのか、どんな基準で選べば良いのか迷うところです。
そこで、今回は選択するためのひとつの指針として、抱っこ紐がどんな時に必要になるのか、またいつから使えるのか、実際にママがいつから使ったのかについてまとめたいと思います!
抱っこ紐はどんな時に必要?
赤ちゃんの移動手段として考えるのであれば、抱っこ紐以外にもベビーカーや車など、様々な方法がありますよね。
そんな中で、「抱っこ紐が便利!」と感じるシチュエーションとは、どのような場面なのでしょうか。
赤ちゃんとのちょっとしたお出かけ
赤ちゃんとちょっとお散歩にいきたい、ちょっとだけ買物に行きたいという時ってありますよね。
そんな時、ベビーカーを使うこともできますが、少しだけなら抱っこ紐の方がサッと装着できて便利だったりします。
抱っこしながらも両手が空いているので、カバンや荷物を持つこともできますし、散歩中、買い物中に赤ちゃんの様子をすぐに確認することができます。
抱っこ紐だと赤ちゃんの体重を支えなければならないという大変さはありますが、意外とフットワーク軽く動けるのは抱っこ紐だったりします。
抱っこをしながら家事をしたい時
移動手段としてだけでなく、抱っこ紐は家の中でも大活躍です。
例えば、産後のママにとって大きな壁となるのが「育児と家事の両立」ですよね。
掃除に洗濯、食事の支度など、やるべきことは沢山あるけれど、抱っこをしていないと赤ちゃんが泣いてしまう……そんなジレンマに悩まされ、苦労するママは多いものです。
そんな時こそ、抱っこ紐が大活躍です。
抱っこ紐を使った状態だと、できる動きは制限されますが、洗濯を干したり、掃除機をかけたりするくらいはできます。
おんぶもできる抱っこ紐であれば、赤ちゃんの首がすわった後はおんぶしたまま家事をすることができるようになります。
おんぶ紐として使った場合は出来る動きが大幅に増えるので、かなり負担が軽減されます。
赤ちゃんの寝かしつけ
抱っこ紐での抱っこは、ママと赤ちゃんが密着するものですよね。
ママの声や体温、鼓動が伝わるので、赤ちゃんにとってはとても安心な状態です。
抱っこをしたまま家事をしたり、歩いたりしていると、いつの間にか寝てしまっているということも少なくありません。
また、普通に抱っこするよりも、抱っこ紐で抱っこしていた方が寝つきが良いという子も多く、寝かしつけのためのアイテムとしても活躍してくれます。
段差が多く狭い場所での移動
赤ちゃんと外出をする時は、実際に使った時に良くわかるのですが、ベビーカーだと移動できない場所が数多くあるんです。
今までは気にしていなかったちょっとした階段や段差が、大きな壁となって立ちはだかることも……。
エレベーターが備え付けられていても、かなり遠回りをいなければいけないこともあり、不便です。
バスや電車が混んでいる時はベビーカーをたたむのがマナーですが、荷物があると、赤ちゃんを抱っこした上に荷物とベビーカーを持たなくてはならないので大変なんですよね。
そんな時も、抱っこ紐であれば助かります。
階段の上り下りもできますし、混雑した場所での移動も楽ちんです。
ベビーカーでぐずってしまった時のため
ベビーカーで移動をしていると、途中で赤ちゃんが泣きだしてしまうことがあります。
あやすためには抱っこしないといけないということも多いのですが、赤ちゃんを抱っこしつつベビーカーを押して移動するのは大変です。
そんな時にも抱っこ紐が活躍してくれます。
ベビーカーでは泣いてしまっても、抱っこ紐なら泣きやむ赤ちゃんも多いですよ。
ベビーカーで移動する予定でも、ぐずり対策で抱っこ紐を持っておくと便利です。
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抱っこ紐はいつから使える?
では、実際に販売されている抱っこ紐はいつから使ったら良いのでしょうか。
メーカーが指定する対象年齢を紹介します。
横抱きができる場合
- バディバディ(アーバンファン)…生後10日(体重3.2kg)から。
- アップリカ(コランハグ AB リュクス)…新生児(生後0ヶ月)から。
縦抱き専用の場合
- エルゴベビー(オリジナル)…4カ月(首が完全にすわって体重5.5kg以上)から。
※インファントインサートを使えば生後1ヶ月前から使用可能。 - エルゴベビー(ADAPT)…新生児(体重3.2kg)から。
- ベビービョルン(ベビーキャリアONE KAI)…新生児(体重3.5kg)から。
- コンビ(ジョイン EL-E)…首すわり(4カ月頃)から。
※インファントシートを使えば1ヶ月(体重3.2kg)から使用可能。
実際にはいつから使ったら良いの?
抱っこ紐は、新生児から使えるものも数多くあります。
ただ、実際のところ、赤ちゃんを連れてお出かけするようになるのは新生児期を過ぎてからです。
それまでは、検診などで病院へ行ったり、やむを得ない事情がない限りあまり外出しません。
家の中で使ったとしても、家事をしながら使うのであれば、ある程度首がしっかりしてこないと、赤ちゃんに負担がかかってしまいます。
ママとしても、いくら首座り前の赤ちゃんの頭を支えられる形状になっているといっても、ママの動きに合わせて頭が揺れてしまいそうで不安でしょう。
そんな理由から、実際に抱っこ紐を頻繁に使ったのは、赤ちゃんの首がすわってからだというママが多いようです。
首がすわる頃には、赤ちゃんとのお出かけの機会も増えますし、家事をしながらの装着への不安も減るので、使用機会が増えるようです。
まとめ
抱っこ紐には横抱っこできるものと、縦に抱っこできるものがあります。
どちらの抱っこ紐も、新生児期から使える仕様になっているものが販売されていますが、実際に抱っこ紐を頻繁に使うようになるのは、赤ちゃんの首がすわる頃からです。
ママにとって便利な抱っこ紐ですが、赤ちゃんへの負担がかからないことを一番に考えて使いたいですね。