赤ちゃんは外の世界に出てきてからずっと、おっぱいと共に成長してきてると思います。
赤ちゃ んにとっておっぱいはこの世で一番安心でき、落ち着くことのできる場所ですよね。
そんな場所がある日突然なくなってしまったら、どうなるでしょうか。
きっと、混乱しますし、寂しくてしょうがないと思います。
もしかすると、お母さんのことを嫌いになってしまうかもしれません。
でもいつかはおっぱいとお別れして生活しなければなりませんよね。
そうなった時に、辛い思いや寂しい思いをしなくて済むようにお母さんが工夫してあげなければなりません。
では、どのように断乳するのが赤ちゃんにとって望ましいのでしょうか。
断乳を始める時の注意点とは?
断乳を始めようとする頃には、おそらく赤ちゃんはお母さんの話す言葉の意味や内容を、ある程度理解できるようになっていると思います。
ですので、この日から徐々に断乳を始めようかなという日にちを決めたら、赤ちゃんにきちんと
伝えてあげてください。
もし、言葉だけでは分かり難いようでしたら、カレンダーに丸く印を付けてお話をしてあげるのも良いと思います。
この世で一番大好きなおっぱいから卒業しなくてはならない赤ちゃんにとって、いくら小さくても心の準備は必要です。
完全に理解出来ていなくても、なんとなくお母さんが言っていたなと頭の片隅に入っているだけで十分です。
分かりやすい簡単な言葉で大丈夫ですので、授乳の時に話しかけてあげると良いですね。
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上手に断乳するコツとは
断乳する日が近くなりましたら、赤ちゃんの体調とお母さんの体調、おっぱいの状態が良いか確認しておきましょう。
お互いがベストな状態でないと上手く断乳は出来ません。
まず、断乳当日は朝おきたら授乳します。
これが最後の授乳になりますので、赤ちゃんには思う 存分飲ませてあげてください。
そして、赤ちゃんがもういらないという位まで飲んだら、おっぱいとお別れしなければならないことを伝えましょう。
その後は、泣こうがわめこうがおっぱいはあげません。
その代わり、お母さんがしっかり遊んでス キンシップをとってあげることが大切です。
赤ちゃんはおっぱいの次にお母さんが大好きですので、おっぱいがなくなっても寂しくないよう に沢山遊んだり話しかけたりしてあげましょう。
赤ちゃんにとって断乳は出来れば訪れて欲しくない儀式ですが、お母さんの仕事復帰や次の子の妊娠などの事情でやむを得ない場合もあると思います。
ですので、断乳するなら出来るだけ赤ちゃんにとってもお母さんにとってもストレスなく良い思い出で終わりたいですよね。
小さくても赤ちゃんはきちんと理解しようとしますので、必ず心の準備をさせてあげてくださいね。
そうすると、赤ちゃんなりに納得しようと頑張ってくれると思います。
そして、断乳をした日には赤ちゃんが寂しくならない様にお母さんのたっぷりの愛情で包んであげると良いですね。