母乳育児をされているお母さん方で仕事復帰をされる方は、産後1年くらいを目安に考えていらっしゃるのではないでしょうか。
お母さんも赤ちゃんも生活リズムがだいぶ整ってきているでしょうし、離乳食のおかげで授乳の回数も落ち着いてきていると思います。
まだまだ、赤ちゃんはおっぱいを欲しがる時期だとは思いますが、職場復帰を機に断乳を考える方もいらっしゃると思います。
では、産後1年程で職場復帰される方はいつ頃から断乳の準備を進めたら良いのでしょうか。
断乳のタイミングや注意点について考えてみたいと思います。
断乳は職場復帰のどのくらい前から必要か
生後1歳位で職場復帰される方ですと、だいたい2~3ヶ月前位から少しずつ準備を始め生後11ヶ月くらいまでには断乳出来ていると良いでしょう。
あまりギリギリで断乳をしてしまいますと、赤ちゃんの心が不安定なままお母さんが側から離れてしまうことになりますので、出来れば余裕を持って準備を進めることをお勧めします。
低月齢のお子さんでも、何となく話している内容や雰囲気は理解できていますので、授乳の時にもう少しでおっぱいとお別れしなくてはならないことをきちんと伝えてあげることが必要です。
例えば、4月に仕事復帰を考えているのであれば、2月くらいから赤ちゃんの離乳食の進み具合や、水分補給の仕方をチェックし、問題があるようであれば病院に相談するのも良いでしょう。
また、その頃から赤ちゃんにはおっぱいとのお別れの時期を分かりやすい言葉で話しかけてあげてください。
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低月齢の子の断乳での注意点とは
1歳になる前に断乳しなければならない場合には、離乳食だけでは胃腸に負担がかかりすぎてしまいますので、ミルクか母乳での栄養補給が必要になります。
保育所に預けている間は、哺乳瓶で飲んでもらうようになりますので、おっぱいからのみ授乳されている方は哺乳瓶での練習も始めなければなりません。
最初は嫌がる子や全く受け付けてくれない子もいると思います。
これは赤ちゃんにとっては自然 な反応であり、仕方のないことですので、気長に付き合ってあげましょう。
また、お母さん以外の方があげると、以外と諦めて飲んでくれることもありますので、色々な方法を試してみるのも良いと思います。
この場合、一緒にいる間はミルクではなく母乳をあげたいという方は、搾乳しておいた母乳を哺乳瓶で飲ませてあげ、慣れさせるのも良いでしょう。
まとめ
一般的な断乳は1歳半?2歳くらいで行うのが良いと言われていますが、それぞれの家庭の事情もあると思いますので、もし早めに断乳を行うのであれば、それなりに準備をする必要がありま す。
低月齢の赤ちゃんですと、臓器の発育がまだ未熟ですので離乳食だけでなく、ミルクや母乳を併用しなければなりません。
ですので、断乳を行うまでに哺乳瓶を受け入れてくれるかどうかとい う点も注意しておきましょう。
また、断乳はお互いの体調が良い時に行うのが理想的ですので、なるべく時間に余裕をもって準備を始めると良いですね。
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