とうとうやってきた!断乳期!!
赤ちゃんを出産し、育てていくために不可欠な母乳。
ですが、赤ちゃんが成長すればいつかは必ずやってくる断乳の時。
産まれてからずっと母乳育児をしていた母親は、嬉しい反面寂しくもなると思います。
実は、断乳は簡単なものではないのです。
『今日で終わり。』と言って簡単に終われるものではなく、おっぱいや赤ちゃんに悪影響が無いように終わることが大切なのです。
断乳の時にも、母乳育児中のようなおっぱいトラブルが待ち受けていることがあるのです。
断乳の方法は3日間の我慢
断乳は焦らずに赤ちゃんとママのおっぱいの状況で行うことが理想的です。
子供が2歳ぐらいになってからやめるときなどは、おっぱいも張ることがあまりないのでスムーズに断乳ができます。
断乳は長々と続けるものではなく『3日』で決着をつけることが大事です。
赤ちゃんはお腹がすくと母乳を欲しがります。
そんなときはお茶や果汁、離乳食などでお腹を満たしてあげたりおもちゃで遊ぶなどして気をそらしてあげます。
これまで赤ちゃんが飲んでくれていた母乳を3日も出さずにいると、多くの母親の場合おっぱいの内部に母乳が溜まってしまいしこりができます。
また、乳腺炎になってしまうことも多々あります。
そんなときは、圧抜きを行います。
するとおっぱいが楽になり乳腺炎予防になります。
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圧抜きのやり方はどうやるの?
誰だって乳腺炎になるのは嫌ですよね。
気持ちよく母乳育児を終えたいものです。
断乳する時には、お風呂はシャワーで済ませ食事は母乳が詰まってしまうのを防ぐためにカロリーの高いものや脂っこい物は控えて和食を中心にすることをオススメします。
断乳を始めると、母乳が溜まってしまうのでどうしても張ってしまいます。
そんなときは『圧抜き』といって大量の母乳を絞り出すのではなく軽く出す程度で絞り出します。
大量に出してしまうとさらに張りが強くなってしまいます。
圧抜きのやり方は、親指と人差し指を乳輪部に当てゆっくりと真っ直ぐ押します。
そしてその指同士を合わせるようにして圧抜きしていきます。
やりすぎてしまうと良くないので、片方2.3回程度が良いです。
それでもあまりにも張り痛い場合は助産師外来を受診することをオススメします。
子育ても十人十色
赤ちゃんや母親の数と同じ数の子育ての仕方があります。
どれが正しくてどれが間違っているかなんて答えはありません。
たとえば、離乳食が始まる5.6ヶ月までは完全母乳で育てようと思っていても、赤ちゃんが3ヶ月の頃に母乳が自然に止まってしまいミルクに変えざるおえないこともあります。
ですから断乳期まで母乳が出るというのは凄く素晴らしい事だと思います。
断乳し、卒乳するということは母親にとっても寂しいことですが、それと同様に赤ちゃんも寂しいのです。
なのでこれまで以上に構ってあげるようにすると赤ちゃんも安心します。
母子ともに成長できる育児が理想ですよね。
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