母乳育児をしている方は最初は母乳がなかなか出なかったり、赤ちゃんの体重が中々増えなかったり悩みや不安がつきものですが、1歳近くになると今度は断乳はいつくらいにするのかといった新たな悩みが出てくると思います。
出来れば赤ちゃんとしては、飽きるまで何歳になっても飲みたいと思いますが、家庭の事情によっては断乳をせざるを得ない場合もあると思います。
1歳くらいになると、離乳食も3回食になりある程度しっかり食べれるようになっていると思います。
また、一人で歩いたり、お母さんの話す事も理解できるようになったりと身体的な成長も著しい時期だと思います。
このように、順調に成長しているお子さんであれば断乳も進めやすいでしょう。
断乳を決意したら準備する事は
お子さんが1歳前後になったら断乳しようと漠然と考えている方は、お子さんの離乳食の進み具合や水分補給の仕方をチェックしておきましょう。
断乳するという事は栄養面で大切になるのはきちんと離乳食が食べれているかという事です。
3回食きちんと食べれていれば問題ないと思います。
ただ逆に、1歳近くになっても離乳食があまり進んでいないというお子さんですと、断乳すると離乳食が進むという場合もありますので、助産師さんなどに相談してみると良いかもしれません。
また、母乳の場合は水分も一緒に補給できていましたが、断乳するとお茶や水から水分補給をするようになります。
しかし、あまり水分のみを受け付けないお子さんですと、脱水などが心配されますので、食事に水分を多めに含む物や果物などを取り入れるなど工夫すると良いでしょう。
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1歳くらいから夜泣きが始まる事も
今まで夜泣きがあまりなかったのに、1歳を超えた辺りから急に夜泣きが始まるお子さんもいら っしゃいます。
それは、成長に伴い日中の活動が活発になり脳も興奮しがちになります。
その情報を寝ている間に処理しようとするのですが、情報量が多すぎて追いつかず脳が休むことが出来きないので、夜 泣きにつながってしまうようです。
また、添い乳で寝ているお子さんは、おっぱいが寝る為のサインとして認識している場合が多いので、夜中に起きた時に口元におっぱいがないと不安や寂しさから泣き出してしまうことがあるようです。
こういった生後間もなく収まった夜泣きがまた再開してしまったお子さんにも断乳は効果的です。
おっぱいに代わる「寝る為のサイン」を他に用意してあげることで、夜中に目が覚めておっぱいがなくても、不安がることなく寝付くことができスムーズに断乳を行うことが出来るでしょう。
1歳になる頃には身体的にも精神的にもだいぶ成長してくると思います。
離乳食もよく食べてくれるようになり、日中の活動も活発になってくるでしょう。
そうなると、そろそろ断乳を行っても良い目安となります。
もちろん、断乳はお母さん側の事情で行うものですので、赤ちゃんにとっておっぱいが無くても楽しく元気に過ごせるように最低限 の準備をしてから始めるようにしましょう。
この時期はまだおっぱいが大好きなお子さんが殆どだと思いますが、この頃になるとおっぱい以 外の物への興味も出てくる頃だと思います。
それらを上手く活用して、お互いにストレスなく断乳ができるように工夫されると良いと思います。
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