母乳で赤ちゃんを育てているお母さんは、だいたい1歳になる頃から断乳について考えたり調べ たりし始めるのではないでしょうか。
断乳は何歳迄にしなくてはならないという明確な時期はありません。
ただ、仕事復帰を考えておられるお母さんや、次のお子さんを妊娠した場合、また離乳食があまり進まないお子さんの場合は栄養面での心配もありますので、時期を早めることも視野に入れておくと良いと思います。
また、お子さんとの良い関係を築きながら断乳する時期を見極めれると良いですね。
では、いつ頃から断乳に向け準備を進められるのでしょうか。
ストレスなく出来る断乳とは
母乳は生まれて初めてお母さんとのスキンシップをはかる大事な役割を持っています。
そして、1年もの間、毎日大好きなお母さんに抱かれておっぱいを飲むのが赤ちゃんの大事な仕事ですし楽しみでもありますよね。
では、例えばコーヒーが大好きで毎日飲んでいたのに、ある日突然飲めなくなるとどうでしょうか。
とても辛いですし、急にどうしてと思うのではないでしょうか。
赤ちゃんにとっても同じですよね。
断乳をする上で理想的なのは、赤ちゃんもお母さんもストレスなく出来る事だと思います。
ですので、出来ればいきなりその日に断乳するというやり方ではなく、赤ちゃんに予めおっぱいとさよならしなくてはならない事を伝えながら、心の準備をさせてあげると良いですね。
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断乳に向けて準備を進める時期
断乳はこの時期にしなければならないという明確なものはありませんが、目安としていくつか赤ちゃんの状態をチェックしてみると良いかもしれません。
まず、離乳食がある程度食べることができているかという点です。
母乳を止めてしまうという事は、赤ちゃんの栄養源は離乳食からのみになってしまいますよね。
ですので、きちんと栄養補給の仕方の準備が出来ていない内はもう少し様子を見ましょう。
また、水分補給についても同じです。
マグカップやストローでお茶や水などの水分がきちんと摂れている状態になってから断乳を進めましょう。
そして、ある程度赤ちゃんと意思疎通が出来ているかです。
先ほどもお話しましたが、ある日突然断乳というのは赤ちゃんにとって、かなりストレスになってしまいます。
断乳を始める数ヶ月 前位から、おっぱいとはいつかお別れしなくてはならないという事を伝えておきましょう。
お母さんも赤ちゃんも毎日の日課だったおっぱいの時間がなくなってしまうのは、とても寂しい事ですよね。
でも、お母さん側の事情であったり、赤ちゃんの離乳食を進める為にもいつかは断乳する時が来ると思います。
赤ちゃんの成長具合を見ながら、断乳できそうかどうか見極める事も大切です。
離乳食の進み具合や水分補給の仕方等の様子を見ながら進めると良いですね。
また、いきなり断乳してしまうのは、お母さんにとっても赤ちゃんにとってもあまり良い事ではありませんので、お互い心の準備が出来てから断乳できるようにゆっくりと時間をかけて準備すると良いでしょう。