授乳中に痛めた手首。
湿布をしても赤ちゃんは大丈夫?
約10ヶ月の妊娠期間を経て、激痛に耐え、やっと会えた待望の赤ちゃん。
でも生まれたと思ったら、首の据わってない赤ちゃんを抱きかかえ、1回約30分近くかかる授乳を2?3時間に1回。
また、赤ちゃんの服は母乳で汚れるし、男の子ならおしっこを飛ばされた!なんてことも。
いつもよりもたくさんの洗濯をし、赤ちゃんのお世話に追われながら通常の家事もこなす毎日。
夜は睡眠もまともにとれない日々が続き、ついには腰や手首を痛めた!なんてこと、ありませんか?
でも痛めても、母乳育児は薬を飲めない、病院に行く暇もない!そんな時にできる対処法をお教えします。
そもそもなぜ手首が痛くなるのか?痛めないようにするコツは?
多くの方が手首を痛めた時にやってしまっていた共通点・・それは「手首に負担のかかる抱き方」です。
首の据わっていない赤ちゃんを抱く時は、首の下にそっと手のひらをそえて抱きかかえます。
生まれて間もない頃の赤ちゃんであれば、手のひらをそえるだけで十分支えられますが、赤ちゃんはどんどん成長し、あっという間に体重は増えていきます。
その体重が増えてきた頃にも同じ用に手のひらのみで支えていると、手首への負担が大きくなり、手首を痛めやすくなるのです。
赤ちゃんが生まれて1ヶ月ほど経った頃から手のひらではなく、腕全体で赤ちゃんの体重を支え、手首への負担を減らしていきましょう。
また、授乳をしている時の腕の位置も要注意です。
授乳クッションやソファーの肘当てなどをうまく使うようにし、腕全体を休ませるように手首への負担を軽く済むようにしましょう。
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痛めたら湿布を貼るのが一番簡単!でも母乳への影響は?
それでも手首を痛めてしまった場合、どうしたらいいでしょうか。
一番簡単な方法は湿布を貼ることです。
が、母乳への影響が心配ですよね。
お医者さまによっても意見が少し違うようですが、調べてみたところ、「概ね母乳への影響は少ない」ようです。
湿布は、外用薬です。
服用する薬ほど、薬の成分が血中に直接影響するわけではありません。
病院に行くと、ステロイド注射などをうってもらい、数時間授乳を制限し、痛みを緩和させる方法もあるようですが、病院に行く暇なんてない!という方は、まずは湿布を試してみてはどうでしょうか?
湿布には温湿布(慢性化した痛みに)と冷湿布(痛みはじめに)がありますのでそれを使い分け、さらにはサポーターで手首を固定すると、負担を減らせますよ。
我慢は禁物!
赤ちゃんの抱き方を少し気をつけることで、手首への負担を減らし、痛くなっても湿布や手首のサポーターをつけるという方法をご紹介しましたが、一番大切なことは、我慢せず、何らかの対処をする、ということです。
毎日育児に追われ、赤ちゃんのことを最優先に考えて日々過ごしていると、どうしても自分のことは後回しになってしまいがちな世のお母さん。
手首の痛みは、日常生活でも負担のかかる部分だからこそ、放置すると慢性化しやすいです。
そして、慢性化すると、治りにくくなってきます。
お母さんの調子が悪いと、些細な事にも怒ってしまったり、情緒不安定になったり、子供にとっても良いことがありません。
痛みが慢性化する前に、家でできる対処をしていきましょう!