育児中のパパママが最も恐れていることの一つが「夜泣き」ですよね。
ある時期から、赤ちゃんが夜中に大泣きするようになってしまうことです。
オムツを替えてもおっぱいをあげても泣きやんでくれず、パパやママは途方に暮れてしまいます。
熟睡状態から、突然の泣き声で叩き起こされるのは、体力的にも精神的にも辛いものですが、これが毎日続く辛さと言ったら相当なものですよね。
この夜泣きは平均的にはいつからいつまで続くものなのでしょうか。
気になりますよね。
そこで、あくまで目安ですが、夜泣きが平均的にいつからいつまで続くかということと、夜泣き防止の対策方法について紹介したいと思います。
夜泣きはいつから始まっていつまで続くの?
夜泣きがいつから始まっていつまで続くのか。
それはかなり個人差が大きくなります。
そもそも、夜泣きをまったくしない子だっているわけですし、原因も様々ですから、一概に「いつからいつまで」とは言えません。
そうはいっても、今現在夜泣きと戦っているパパママは「平均で良いからいつ終わるのか分からないと耐えられない!」という気持ちになるかもしれません。
ゴールが分からないまま走り続けるのは辛いですからね。
夜泣きがいつからいつまでかの平均は、だいたい生後半年頃から1歳半頃だと言われています。
夜泣きのピークの平均は9カ月頃です。
もっと早く始まったり、長くつづく子もいますが、平均的には1歳頃には減ってきます。
泣きだす回数が徐々に減る子もいれば、ある日からピタリと起きなくなる子もいて、夜泣きの終わり方もさまざまです。
ひとつ言えるのは、「いずれは必ず終わる」ということです。
寝不足が続き、パパやママにとっては辛い時期ではあります。
ただ、1日1日夜泣き終了の時に近づいているのは間違いありませんから、何とか堪えてあげてください。
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夜泣き防止の対策方法はあるの?
夜泣きがいつから始まりいつまで続くのかが千差万別であるのと同様に、夜泣きの原因もさまざまです。
ただ、一般的には生活リズムの乱れや、睡眠が浅い、歯が生えて来て痒い、日中に刺激を受けたことなどが原因だと言われています。
夜泣きが始まる平均月齢である生後半年頃は、ちょうど寝返り・ハイハイなどで赤ちゃんが動き出したり、歯が生えたりする時期ですよね。
動き出すと、周りが良く見えたり、色んなものに触れられたりと、何かと刺激が多くなります。
日中の出来事を夢で見て、寝ぼけた状態で泣いてしまうこともあるのです。
また、昼夜の区別がついてくるので、生活リズムが一定でないと、夜泣きに繋がることもあるようです。
そこで、対策としては、まず生活リズムを一定にすることが挙げられます。
朝は同じ時間に起こし、食事の時間や昼寝の寝かしつけの時間、就寝時間などが大きく乱れないように気をつけてあげましょう。
寝ぼけた状態で泣いてしまう子の場合は、眠りが浅くなっているのも原因の一つなので、昼間は目いっぱい遊ばせて体力を使わせてあげて(午後に興奮させすぎるのは避けましょう)、夜はぐっすり眠れるようにしてあげると良いでしょう。
生活リズムを整え、夜はぐっすり眠れるようにしてあげることが、夜泣き防止につながるのです。
まとめ
夜泣きはパパやママにとって大変なものですが、赤ちゃんにとっては成長の証しでもあります。
いつからいつまで続くのかとげんなりしてしまうかもしれませんが、赤ちゃんがまたひとつ成長しているのだと、前向きにとらえてあげたいものです。
ただ、生活リズムを整えたり、ぐっすり眠れるようにしてあげることは、赤ちゃんの成長のためにも必要な事ですから、夜泣き対策としてだけではなく、日頃から行うようにしてあげてくださいね。
ちなみに、「何かができるようになる前は夜泣きをする」という人もいます。
「何か」とは、寝返りやハイハイだったり、歯が生えたり、急に離乳食を食べるようになったり……と、さまざまです。
「もしかしたら、この夜泣きは大きな成長の前触れかも?」と考えると、寝不足の辛さが少し和らぐかもしれませんね。