赤ちゃんが生後半年を過ぎる頃になると、夜泣きに悩まされる家庭が増えてくるのではないでしょうか。
この夜泣き、実は個人差がとても大きいものなのです。
1歳、2歳になっても夜泣きする子もいれば、まったく夜泣きしないという子もいるんです。
夜泣きしない子とする子の違いって何なのでしょうか。
何か特徴があるのなら、今夜泣きに悩んでいる人は、解決の糸口が見つかるかもしれませんよね。
今回は、夜泣きをする子としない子の違いを考えてみたいと思います。
また、生活リズムを整えても夜泣きが治らない子に知っておいてもらいたい夜泣きの原因についても紹介したいと思います。
夜泣きをしない子と夜泣きをする子の違いってあるの?
夜泣きのメカニズムは、実はいまだによくわかっていません。
生活リズムの乱れや脳が未発達である事などが原因だと推測されています。
それと同様に、夜泣きをするかしないかの違いも明確にはわかっていません。
ただ、多くのママさんの経験上考えられる特徴は、「赤ちゃんの性格がおおらか」、「布団で寝ている」、「妊娠中の栄養」などがあります。
小さな赤ちゃんにも個性があり、性格も様々です。
日中のお昼寝だって、ちょっとした物音で起きてしまう子もいれば、耳元で兄弟が大騒ぎしていたって寝ている子もいますよね。
それと同じように、神経質な子は、日中の様々な出来事が刺激になり、夜泣きに繋がります。
おおらかな子は、多少の事は刺激と感じず、夜泣きにも繋がらないと考えらえるのです。
また、ベビーベッドで寝ている赤ちゃんよりも、布団で寝ている方が添い寝をしやすいので、夜泣きをしない、少し泣いてもすぐ眠ってくれたりすることがあります。
寝ぼけて起きそうになった時に、パパやママのぬくもりを感じると安心するのかもしれませんね。
また、妊娠中にレシチンという栄養素を十分摂取すると、生まれた赤ちゃんはあまり夜泣きをしないという意見もあります。
レシチンは大豆や卵黄、全粒粉などに多く含まれている栄養で、脳を落ち着かせる効果があると言われているんです。
そのため、ママが妊娠中にレシチンを積極的に摂っていると赤ちゃんにも良いのだとか。
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夜の甘いものが夜泣きを招いている?
生活リズムを整えたり、興奮させすぎないようにしているのに、なかなか夜泣きが治らない場合は、「夜に甘いものを食べていないか」ということにも注意してみてください。
これは、特に離乳食が進んだ、あるいは普通食になった子供にいえることですが、寝る前に甘いものを食べて血糖値を上げると夜泣きに繋がることがあるんです。
甘いものを食べると、血糖値がグンと上昇しますよね。
そうするとインスリンが大量に分泌され、一気に血糖値が下がります。
血糖値が下がると、今度は血糖値を上げるためにアドレナリンが分泌されます。
このアドレナリンは脳を興奮状態にする作用があるので、寝つきが悪くなったり眠りが浅くなったりして、夜泣きに繋がるのです。
夜泣きがなかなか改善されてないという場合は、夜寝る前に甘いお菓子やジュースを与えていないか省みてくださいね。
母乳育児中のママは、甘いものをたくさん食べすぎていないか注意してみてください。
まとめ
夜泣きをするかしないかについて、はっきりした違いはないというのが正直なところです。
赤ちゃんの性格、個性によるところが大きいのかもしれません。
「こうすれば夜泣きをしない子になる」
という方法があれば真似をしたいところですが、そうもいかないようです。
ただ、生活リズムを整える以外にも、寝るのを布団にしてみたり、寝る前の甘いものをやめてみたり、試せることはいくつかありますから、参考にしてみてくださいね。