産後、ママの身体は赤ちゃんを育てるために大きく変化しますよね。
特に胸は、母乳を作るために乳腺の働きが活発になります。
妊娠中から大きくなり始めた胸は、出産後、母乳の生産が始まると同時に一気にサイズアップします。
2カップ、3カップ、人によってはそれ以上大きくなる人もいます。
大きくバストアップした胸は、当然皮膚も伸びています。
また、おっぱい自体の重さや授乳時に赤ちゃんに乳首を引っ張られるなどして、下に引っ張られています。
授乳中は母乳や脂肪でパンパンなので、あまり気にならないのですが、赤ちゃんが卒乳し、母乳が止まると同時に胸は一気にしぼみます。
ところが伸びた皮膚は簡単に元には戻らないので、胸が垂れてしまいます。
これが産後に胸が垂れ、サイズダウンする原因です。
このサイズダウンを防ぐ方法として大事なのが、身体に合ったブラジャーを着ける事です。
では、どんなブラジャーを着けるとおっぱいの垂れ防止やバストアップにつながるのでしょうか?
ブラジャー選びのポイントを紹介したいと思います。
母乳育児中に使いたいブラジャーはこれ!
ブラジャー選びは、卒乳後に始めれば良いというものではありません。
バストアップを目指すのであれば、産後すぐ身体に合ったブラジャーを使うことが大切です。
とはいえ、産後すぐに妊娠前と同じようなワイヤー入りのブラジャーを使う事はおすすめできません。
出産直後は母乳を作るために乳腺が発達する時期ですから、ワイヤーで締め付けてしまうと、母乳の生産に悪影響を及ぼします。
かといって産後にノーブラでいるのは絶対にやめましょう!
おっぱいが下に引っ張られたり、動いた時に揺れたりして、クーパー靭帯(バストを支える組織の一つ)が伸びてしまい、胸が垂れる原因になりますよ!
また、産後の胸は、全体的に大きくなるのではなく、下から脇にかけてが大きくなり、乳頭の間隔も広がるので、通常のブラジャーでは産後の胸の形に対応できない可能性が高いのです。
そんな産後にぴったりなブラジャーは、「授乳用ブラジャー」です。
乳腺を傷つけず、授乳も楽です。
サイズの目安は妊娠前より2カップアップ、アンダーが1サイズ大きいものです。
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赤ちゃんが卒乳したらどんなブラジャーを使う?
赤ちゃんが卒乳したら、本格的にバストアップを目指しましょう。
ブラジャーも、授乳用ブラジャーから、通常のブラジャーに戻しましょう。
バストアップ、そして胸が垂れるのを防ぐためには、ワイヤーが入っていて、胸をしっかり支えられるものがおススメです。
ここで一番重要なのは、下着店でサイズを測り直すことです!
胸やアンダーバストのサイズは妊娠前と変化していることが多いです。
サイズの合っていないブラジャーは垂れや型崩れのもとです。
必ず正確なサイズを測り、肩紐の長さも調整してもらうと良いでしょう。
また、ノーブラのまま仰向けに眠っていると、脂肪が背中に流れてしまい、バストアップの妨げになります。
締め付けが気になる場合は、寝る時用に作られた「ナイトブラ」を使っても良いでしょう。
産後のバストアップの方法は、マッサージやエクササイズ、栄養補給など様々な方法があります。
その中で、意外とおろそかになりがちなのがブラジャー選びです。
しかし、身体に合ったブラジャーを着けることは、バストアップのためにはとても重要です。
ブラジャーが身体に合っていないと、どんなにエクササイズやマッサージでバストアップしても、胸をきれいに見せる事はできません。
産後のママは赤ちゃんのお世話でなかなか自分の下着を買いに行く暇もないかもしれません。
ですが、数カ月に一度は、下着店に行って、自分のブラジャーのサイズを確認しましょう。
それがバストをきれいに見せるための近道です!
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