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乳児湿疹

赤ちゃんのアトピーの症状は?いつからいつまで続くの?

投稿日:2017年4月12日 更新日:

「赤ちゃん肌」と聞くと、トラブルもない綺麗な肌を想像しませんか?

赤ちゃんのお肌はツヤツヤでぷくぷくしていて、とてもかわいらしいですよね。

しかし、赤ちゃんのお肌はとてもデリケートで繊細で、実はトラブルを起こしやすいのです。

赤ちゃんに真っ赤な湿疹ができ、痒そうにしている姿は、見ているだけでとてもかわいそうになります。

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赤ちゃんのアトピーの症状は?いつからいつまで続くの?

赤ちゃんのアトピーの初期症状

赤ちゃんはすぐに肌荒れを起こし、よく湿疹ができるので、親としては「もしかしてアトピーじゃないか?」と心配になりますよね。

赤ちゃんに起こる、湿疹などの肌荒れの総称を「乳児湿疹」といい、生まれてすぐの新生児から起こり、1~2歳頃まで続きます。

アトピー(正式名称:アトピー性皮膚炎)は、皮膚のアレルギー反応による炎症で、主な症状は、赤くジュクジュクした湿疹ができ、それらの症状が2ヶ月以上続くときにアトピーと診断され、生後4~6ヶ月頃から起こります。

首、背中、顔、目の周り、ひじ、足首などに湿疹が出ることが多く、非常に強い痒みを伴い、肌が乾燥してカサカサになります。

乳児湿疹とアトピーの違いの判断はとても難しいので、湿疹が続くようならかかりつけの小児科にすぐ行き、適切なケアをすることが大切です。

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赤ちゃんのアトピーの原因は?

赤ちゃんがアトピーになる原因には、遺伝が大きく影響しています。

アトピーの遺伝子はとても遺伝しやすい性質で、両親のどちらがアトピーの場合、その子供がアトピーになる確率は、両親共にアトピーがない子供に比べて2倍だそうです。

両親共にアトピーの場合には、確率はなんと4倍になります。

そして、遺伝以外にも卵アレルギー、乳製品アレルギー、ダニ?ハウスダストアレルギーなどがアトピーの原因になることも多いようです。

また、赤ちゃんは汗をかきやすく、肌は薄くてバリアが弱いため、乾燥や清潔でない状態が続くとアトピーになりやすくなり、夏場よりも乾燥する冬場に悪化しやすくなります。

赤ちゃんのアトピーは治るの?

アトピーは体質や遺伝の影響がとても大きいので、完治させることは難しいようです。

しかし、症状を抑えることは可能です。

先ほどのアトピーの原因でも述べた通り、肌が乾燥していたり、清潔でなかったりすることでもアトピーを引き起こすので、まずは肌を清潔に保つこと、そしてベビーローションやクリームで、しっかり保湿することが大切です。

特にお風呂上がりは水分の浸透がいいので、すぐにお手入れしましょう。

それ以外にも1日に2~3回ローションなどを塗り、乾燥から守ることで、アトピーの症状がだいぶ抑えられるようです。

また、アトピーは治りにくいので、症状が治まって一見良くなったように見えても、そこで保湿ケアをやめてはいけません。

毎日保湿ケアを続けることが大切なのです。

私の子供が赤ちゃんの時、保湿の必要性を知らず特にケアをしていませんでした。

その結果肌はいつも乾燥し、よく赤い湿疹ができて、よく痒がって自分でかいていました。

離乳食で卵や乳製品を食べさせた時に発疹が出たのでかかりつけの小児科に連れて行き、その時に卵アレルギーと乳製品アレルギーがあることを知り、保湿の大切さを教えてもらいました。

その時に医師に「肌が弱く湿疹が続いているし、アレルギー体質だから、アトピーになるかも。」と言われたこともあり、とても心配でした。

新生児からの保湿ケアを行わず、無知だったことにとても後悔しました。

それからは定期的に小児科に通い、医師の指導のもとステロイド剤なども使用し、しっかりと保湿ケアを行うようにしました。

幸運なことに、今4歳になる息子は卵アレルギーや乳製品アレルギーも症状が出ることはなくなり、アトピーにはなりませんでした。

私と夫はアレルギーもなくアトピーではないので、遺伝の影響が少なかったこともあるかとは思いますが、少しでも早めに気づけてよかったと思います。

あのまま保湿ケアの大切さを知らなかったらと思うと、ゾッとします。

今でも乾燥しやすく、特に冬は湿疹ができ「痒い」とよく言うので、4歳になった今でも、お風呂上がりの保湿はかかさずに行なっています。

遺伝など変えられない原因もありますが、親ができることで少しでも症状が改善できるなら、気をつけてあげたいですね。

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