生後間もない赤ちゃんの顔や体にできたプツプツ……頭には黄色いかさぶたのようなものも!見ていて可哀想になってしまいますよね。
これは「乳児湿疹」という、赤ちゃんによくある肌トラブルです。
正しいケアをしていれば、成長とともに治ることが多いので、あまり神経質になる必要はありません。
でも、「よくあるトラブル」とは言っても、やっぱり心配ですし、1日でも早く治してあげたいですよね。
そんな時に重要なのが、「お肌を清潔にする」ということと、「しっかり保湿をする」ということです。
余分な皮脂を落とし、潤いを与えるという事が、乳児湿疹を治すためには大切なんですね。
特に、「保湿」はお肌を外部刺激から守り、乳児湿疹を悪化させないためには大切です!肌が乾燥していると、肌のバリア機能が弱まり、トラブルが起きやすくなってしまうんです。
今回は、赤ちゃんのお肌を守るために重要な「保湿」の正しいやりかたと、おすすめの保湿剤について紹介します。
保湿剤の正しい塗り方は?
乳児湿疹を悪化させないためにも重要な保湿ですが、どのように保湿剤を塗るのが正しいのでしょうか?
保湿剤は1日に複数回塗ることが大切です。
特に、さらっとしたローションタイプの保湿剤は、こまめに塗って保湿しましょう。
保湿で一番重要なのがお風呂あがりです。
お風呂上りは、肌が潤っていますから、その潤いを逃さないように、5~10分以内に保湿をするのがおすすめです。
赤ちゃんの肌はデリケートですから、強くこすらず、上から下へ向かって優しく塗りこんであげましょう。
ローションタイプのもので水分を与えてから、ワセリンなどで肌に膜を作ってあげると、潤いが逃げにくいため、より高い保湿効果が期待できますよ。
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乳児湿疹におすすめの保湿剤はこれ!
では、乳児湿疹に効く、おすすめの保湿剤を紹介したいと思います。
1.馬油
馬のたてがみなどから作られた天然成分100%の保湿剤です。
殺菌効果、抗炎症作用があるため、特にニキビ状の乳児湿疹のケアにおすすめです。
赤ちゃんが口にいれてしまっても大丈夫なので、安心して使う事ができますね。
2.アロベビー ミルクローション
高保湿成分のホホバオイルとシアバターを使ったオーガニックベビーローションです。
無添加、無香料、無着色、国内生産なので安心ですね。
乳児湿疹に効くという口コミが多く、人気のローションです。
3.ピジョンオーガニクス ベビーローション
99.5%天然由来成分配合のベビーローションです。
希少性の高いバオバブシードオイルが配合されています。
さっぱりしているので、冬場や乾燥が強い場合は物足りないかもしれませんが、べたつきが少ないため、夏場におすすめの保湿剤です。
参考:ピジョン オーガニクス ベビーローション 50ml (0ヵ月~)
4.プロペト(白色ワセリン)
ワセリンの中でも純度が高く、多少口や目に入っても大丈夫というくらい不純物がすくないため、敏感肌な赤ちゃんにおすすめです。
潤いを与えるのではなく、肌にバリアを作って乾燥を防ぐものなので、お風呂あがりにすぐ塗って潤いを閉じ込めるなどの使い方が良いでしょう。
5.ビーソフテンローション
病院で処方してもらえる保湿剤です。
ノンステロイドで副作用もほぼなく、保湿力の高いローションです。
持続力という点ではワセリンに劣りますが、肌に直接潤いを与えてくれるので、こまめに塗って保湿するのが良いでしょう。
ヒルドイドローションのジェネリック医薬品です。
ビーソフテンローション0.3%は皮膚科での処方だけで、市販品では同等品としてほぼ同じ成分のピアソンHPローションが購入できます。
まとめ
乳児湿疹から肌を守るには保湿が大切!
既に湿疹が出ている人は、湿疹を治したり悪化したりするのを防ぎましょう。
まだ湿疹が現れていない人は、今後も肌トラブルが起こらないように、保湿をしておくことをおすすめします。
今回紹介した保湿剤は、口コミでも人気があり、乳児湿疹ケアにおすすめの保湿剤です。
ただし、赤ちゃんのお肌はとてもデリケートなので、天然成分100%の保湿剤でも刺激を受け、乳児湿疹が悪化してしまう場合があります。
保湿剤を初めて使う時は、必ず乳児湿疹が出ていな箇所に少量塗って、変化がないかを確認してから使うようにしましょう。
しっかりと保湿して、乳児湿疹から赤ちゃんの肌を守ってあげてくださいね。