子供を寝かしつけるというのは、ママにとって大変な仕事ですよね。
布団に入ってすぐに眠ってくれれば良いのですが、なかなかそうはいかないのが現実です。
布団に入ってもなかなか寝てくれない、眠るどころか寝る体制にもなってくれないと、ママもイライラしてしまいます。
ママがイライラしていると、そのイライラを感じ取った子供たちは、余計に寝なくなってしまいます。
まさに負のループです。
できることなら、一日の終わりは穏やかな気分で眠って欲しいですし、ママだって寝かしつけを負担にしたくないですよね。
そこで、なかなか眠ってくれない子供たちを寝かしつけるためにおすすめの方法を紹介したいと思います。
寝かしつけの方法は数ありますが、今回は「お話」による寝かしつけの方法についてまとめます。
お話をするのは寝かしつけにおすすめの入眠儀式
入眠儀式とは、子供に「今から寝るんだな」というのを自覚させるための行動です。
幼い赤ちゃんであれば、おっぱいを飲むことであったり、子守歌を歌ったり、ベビーマッサージをすることであったります。
もう少し大きくなった子供であれば、絵本を読んだりするのも良いでしょう。
もう一つ、おすすめしたい入眠儀式は、お話を聞かせることです。
絵本を読むのとも似ていますが、お話をする場合は、絵や文字が見えない分、子供の想像力をより一層かき立ててくれます。
また、視覚を使わずに、声に耳を澄ませていると、子守歌のように次第に眠気を誘ってくれます。
道具が何も要らないので、旅行先でも、場所を選ばずに寝かしつけられることも魅力の一つでしょう。
大筋のストーリーが決まっている昔話などでも、子供の眠気に合わせて少しお話を変更できるのも、絵本と違って便利な点です。
子供が眠そうにしていたら、話を端折って切り上げてしまっても良いですし、まだまだ眠くなさそうなら、少し話を変えて引き延ばしてみても面白いでしょう。
お話は自由度が高いので、その時の状態に合わせてカスタマイズしてみましょう。
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寝かしつけにはどんなお話が良いの?
では、実際に寝かしつけの時のお話は、どのようなものが良いのでしょうか。
これから眠るわけですから、どんなに面白いお話でも、子供が興奮して目を覚ましてしまっては本末転倒です。
子供の眠気を誘うよう、盛り上がり過ぎず、かつ「つまらない!」と言われないお話を選びたいところです。
また、語り方にも一工夫。
感情を込め過ぎず、ある程度単調なくらいの方が、眠気を誘います。
単調な口調のお話には、子守歌のような効果があるそうですよ。
昔話や童話
寝かしつけにはやはり定番の昔話や童話がおすすめです。
子供たちが既に知っていることが多い分、盛り上がり過ぎて興奮してしまうということは少ないでしょう。
とはいえ、もともと子供向けに作られた名作なので、「つまらない!」と言われてしまうのも避けられますよ。
意外とストーリーを忘れてしまっていることも多いので、いくつかおさらいしておくと良いですよ。
おすすめのサイトを紹介します。
こちらのサイトでは日本昔ばなしのストーリーを簡単にまとめたものが読めます。
チェックしてみてくださいね。
即興のお話
パパやママが作ったお話も、子供にとっては面白いものです。
即興でお話を作るというと難しく感じてしまうかもしれませんが、意外と簡単なんですよ。
どこかで聞いた昔ばなしや童話のストーリーを、登場人物を少し変えて話してみても良いですし、知っている話をいくつか混ぜてみるのも良いでしょう。
「もしも白雪姫が鬼退治をしたら」などと、そんな無茶苦茶な話だって、子供にとっては面白かったりします。
ももたろうや浦島太郎、シンデレラなどの話の登場人物を、子供やパパ、ママに置き換えて話しただけでも、子供は面白がって喜んでくれたりしますよ。
自由な発想で、ちょっとくらいおかしな話でも大丈夫です。
その中から、案外お気に入りの物語が生まれる事もあります。
定番のストーリーに飽きてしまったら、一度試してみてくださいね。
体験談
パパやママが子供の頃に体験したことを話してあげるのも良いでしょう。
「大人」であるはずのパパやママが子供の頃の話などは、子供にとっても興味深いものです。
パパやママが小さい頃にした遊びや冒険は、今の子供たちにとっては目新しく感じられるものがたくさんあります。
飼っていたペットの話や、おじいちゃんおばあちゃんに叱られた話、パパが子供の頃に大好きだったヒーローの話、ママがよく見たアニメの話。
何でも良いと思います。
ストーリー調に話しても面白いですよ。
お話サイトを利用する
寝かしつけのためのお話サイトを参考にしても良いでしょう。
沢山あるお話の中から、子供が興味を持ちそうなお話を選んでみてくださいね。
小さな子供がお休みする前に聞かせてあげるためのお話が沢山掲載されています。
盛り上がり過ぎず、でも「なんだろう?」と子供が聞き入ってしまう、そんなお話が揃っています。
定番の昔話や童話、更に、日本民話や江戸小話など、幅広いお話が掲載されています。
どれも幼稚園生くらいの子が分かりやすいような言葉で短くまとめてあるので、寝かしつけの際にも使いやすいですよ。
脚本家の今井雅子さんが、娘さんを寝かしつける時に即興で作って聞かせていたというお話をまとめたサイトです。
お話もあれば、詩的なものもあります。
娘さんを主人公にして作られている話も多いので、自分のお子さんの名前を当てはめて話してあげると良いかもしれませんね。
まとめ
お話を聞かせてあげることは、寝かしつけの入眠儀式としておすすめの方法です。
話を頭の中にストックしておけば、道具は何も使わないので場所も選びません。
定番の昔話や童話を聞かせてあげても良いですし、オリジナルのお話を即興で作ってみても面白いですよ。
その中から、パパやママと子供のお気に入りの話が見つかるかもしれません。
一度ぜひ試してみてくださいね。