産まれて間もない生後2ヶ月の赤ちゃんにとっては、まだまだママのおっぱいのみが体を作る栄養補給源です。
初めてのママにとって一番気がかりな授乳量に関して言えば、おおよその目安として一日の平均的な授乳回数や授乳の間隔を知っておきたいものです。
今回ご紹介する生後2ヶ月赤ちゃんの授乳間隔や回数は、あくまで目安として参考にしてみてください。
最初に説明したい点としては、赤ちゃんの個人差によって生後2ヶ月の授乳回数や間隔がバラバラでも悩まないということです。
平均の回数や間隔を参考にする目的は、あくまで赤ちゃんの母乳不足やママの乳腺炎リスク回避のためです。
回数に惑わされず、自分の赤ちゃんの生活リズムや授乳量を観察する際の参考にしてください。
平均的な授乳の回数は?
生後2ヶ月の赤ちゃんは、まだまだ一回の授乳量はそれほど多くありません。
個人差も大きいのですが、平均的な回数としては、1日に6回から8回が目安となります。
大人でも食の細いタイプの人なら一度に大量の食事が食べられないということもありますので、万が一この平均的な回数(6回から8回/日)に収まらないからといって心配する必要はありません。
赤ちゃんの健康状態を確認する目安としては、体重の増減が参考になりますので、回数のみにこだわりストレスを溜め込まないように気持ちを楽にしてください。
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平均回数から求められる授乳の間隔は?
先に説明した生後2ヶ月の赤ちゃんに見られる一日の授乳回数の平均をもとに、授乳間隔を導き出してみました。
活動量の多い日中と夜とではわずかながらに違いがあると想定しています。
日中は約3時間おきの間隔での授乳が一般的で、夜は、3~4時間おきが理想的な授乳の間隔といえます。
生後2ヶ月の赤ちゃんの中には、眠る前の授乳のみで朝までぐっすりと眠ってくれる場合もあります。
その際には、赤ちゃんに必要な母乳は足りていることが予測できますので、ママとしては安心できるかと思います。
一日に必要な平均的な授乳間隔から極端に短い、例えば1,2時間間隔での授乳となっている場合は、母乳不足の可能性がありますので、何らかの対策が必要になります。
授乳の間隔は、まだまだ個人差があって当然
生後2ヶ月の赤ちゃんにとっては、まだ外の世界での生活パターンが身についていないことがほとんどです。
ママのおなかにいた頃は、赤ちゃんのペースで睡眠や活動を繰り返していました。
そのペースを少しずつママたちのペースにあわしていくためには、授乳の間隔で睡眠時間をコントロールすることも必要になります。
しかし、生後2ヶ月の赤ちゃんなら、お世話をするママが赤ちゃんに合わせる方法で十分です。
授乳の間隔を図る上では、母乳不足を早期発見する目安として利用してください。
生後2ヶ月の赤ちゃんは自分の言葉で空腹を伝えることはできません。
もしも授乳間隔が短いと感じるなら、体を温める具沢山のスープやハーブティーなどを利用し、母乳を促進させる取り組みがおすすめです。
近くに母乳相談ができる場所があれば、一度利用してみるのもありかと思います。
おっぱいマッサージを継続していけば、母乳の出も改善され、授乳間隔を長くできるかもしれません。
育児は、ストレスを溜め込まずに、赤ちゃんを優先した生活を安定させることが大切となりますので、母乳不足が解消されなければ、ミルクとの混合も検討してみてください。