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イヤイヤ期の子が床に寝転ぶのはなぜ?理由と対応方法について

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イヤイヤ期の子供は何かと「イヤ!」と言ってはママを困らせてくれるものですよね。

これが大事な成長過程だと分かっていても、日々接し方に悩み、苦労している人も多いことでしょう。

そんなイヤイヤ行動の中でも、特に困るのが床に寝転がって大泣きされる時ではないでしょうか。

全身で「イヤ!!」という気持ちを表現してくる子供に、ママの方もお手上げ状態です。

イヤイヤ期の子供が大泣きして床に寝転ぶのは一体なぜなのでしょう。

その心の内を知りたいですよね?また、どのように対処すれば良いのでしょうか。

今回は床に寝転ぶ子供への対応方法についてまとめたいと思います。

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イヤイヤ期の子が癇癪を起こして床に寝転ぶのはなぜ?

イヤイヤ期に突入する2歳前後というのは、子供が自己主張をするようになる時期でもあります。

今までは授乳もおむつ替えもママやパパに頼って受け身だった赤ちゃんが、自分のしたことを主張してくるのですから、これは大きな成長だと言えますよね。

ただ、自己主張をするようになっても、自分の欲求を我慢する力はまだまだ未熟です。

これには脳の発達と経験が関係しています。

我慢ができるようになるのははやくても3~4歳を過ぎてからと言われているので、2歳頃は自己主張が先行してしまっている状態です。

イヤイヤ期の子供が大泣きして床に寝転ぶのは、まさに全身で自己主張をしている状態です。

イヤイヤ期の子供は、まだまだ言葉が未熟であることが多いです。

そのため、自分の欲求をうまく言葉で表現することができず、そのイライラから癇癪を起して床に寝転ぶという行動に出る場合があります。

また、感情をうまくコントロールできなくて、軽いパニック状態に陥ってしまっている場合もあります。

ただ「思い通りにならない。

悔しい。

悲しい」という気持ちに浸って、長い時間床に寝転んで泣きじゃくっているという場合もあります。

癇癪を起して床に寝転ぶのは、親にとっては困りものですが、感情をストレートに表現できるのは、発達面から言うと悪いことではありません。

親としては大変ですが、出来る限り受け止めてあげたいものです。

しかしながら、必ずしもどの子供も癇癪を起して床に寝転ぶという行為をするというわけではありません。

癇癪を起して床に寝転ぶというストレートな感情表現をしないからといって発達に問題があるわけでもありません。

その子の性格によって、癇癪を起こす場合もありますし、グッと黙って無言の主張をする子もいます。

ただ、感情を内に溜め込んでしまうタイプの子は、後々爆発しないよう、心のうちを代弁してあげたり聞きとってあげるなど、癇癪を起こすタイプの子供は別のケアをしてあげた方が良いでしょう。

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子供が床に寝転んで大泣きした時の対応方法

では、床に寝転んで癇癪を起こす子には、どのように対応すれば良いのでしょうか。

気持ちを受け止める

まずは気持ちを受け止めてあげましょう。

「こうしたかったのね」と代弁してあげても良いでしょう。

ダメな事はダメとしっかり伝える

気持ちは受け止めた上で、ダメな事はダメだとしっかり伝えましょう。

その場をおさめるために言うことを聞いてしまうと、「泣きわめけば言うことを聞いてくれる」と勘違いしてしまう可能性があるので良くありません。

癇癪を起こして床に寝転ぶという行為を叱るのではなく、なぜ今その子の思い通りにしてあげられないのか、その理由を簡潔にきちんと伝えてあげましょう。

泣き止まない時は、そのまま様子を見ても

それでも泣き続けている、駄々をこね続けて話が耳に入らないという場合は、落ち着くまでそのまま様子をみても良いでしょう。

無理に言い聞かせようと躍起になったり、質問攻めにしてしまっては、火に油を注ぐ結果になりかねません。

逆効果です。

しばらく様子をみて、泣き疲れてトーンダウンしたり、パパやママの様子をうかがうようなそぶりが見られた時に、改めて話をしましょう。

外出先で床に寝転んで大泣きした時の対応法

家の中や、公園のように大きな声を出してもある程度許される場所であれば、前述したように落ち着くのを待って対応することもできますが、買い物中など、大泣きさせたまま放っておくことができないシチュエーションもありますよね。

そんな時はどのような対応をすれば良いのでしょうか。

移動してから話をする

まずは人の少ない場所、安全な場所へ移動しましょう。

抱っこを拒否して暴れるかもしれませんが、人の多い場所だと子供の興奮状態もおさまりづらいですし、ママも周囲の視線が気になって、子供とじっくり話ができませんよね。

まずはできるだけ二人きりに慣れる場所に移動しましょう。

移動したら落ち着くのを待ち、子供にきちんと思い通りにできない理由を話しましょう。

癇癪予防には、事前に約束を

イヤイヤ期の子供が癇癪を起こすのを予防するためには、事前に約束しておくこともポイントです。

それも、お店に入るタイミングではなく、家を出る前に約束しておくのが良いでしょう。

家を出る前に「買い物に行くけれど、今日はお菓子は我慢しようね」等、約束をして置きましょう。

そして、約束をしたら、たとえお店でグズッてしまったとしても、ぶれずに約束を守るようにしましょう。

子供の思うようにやってあげるという時は、最初からそのスタンスで。

我慢すると決めた時は、最後までそのスタンスで。

途中で親がブレるのが一番良くありません。

子供も混乱しますし、「泣けば思い通りになる」と勘違いしてしまうかもしれません。

まとめ

癇癪を起こして床に寝転ぶという行動は、イヤイヤ期の子供にとって珍しいことではありません。

感情をストレートに表現できるのは悪いことではありませんが、そうすることで「自分の思い通りになる」と勘違いしてしまっては困りますよね。

癇癪を起こすイヤイヤ期の子供にも、親はきちんと向き合い、ダメな理由をきちんと教えて対応してあげたいですね!

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