赤ちゃんとお出かけをするとき、紫外線が気になることってありませんか?
生後1カ月を過ぎたら、少しずつ散歩などをして外気浴や日光浴をすることはとても大切なことです。
赤ちゃんの生活リズムを整え、皮膚を丈夫にし、新陳代謝を活発にしてくれるうえ、ビタミンDの生成を助けて骨も丈夫にしてくれます。
赤ちゃんにとってメリットがたくさんあるのですが、それと同時に気になるのが「紫外線」ですよね。
特に夏の暑い時期は、紫外線による肌へのダメージが気になるところです。
そんな時に上手に活用したいのが、赤ちゃん用の日焼け止めです。
今回は赤ちゃんにオススメの日焼け止めの条件と、日焼け止めの塗り方について紹介したいと思います。
赤ちゃんにオススメの日焼け止めとは?
赤ちゃんのお肌はとってもデリケートです。
皮膚の厚さは大人の約半分しかありませんから、大人であれば何でもない刺激にも激しい反応を起こすことがあります。
ですから、日焼け止めを使う際も、十分注意してあげなければなりません。
日焼け止めは、肌への負担が少ない物を選ぶようにしましょう。
そのためにオススメする条件は2つあります。
1.石鹸で落とせること。
2.ノンケミカルであること。
赤ちゃん用の日焼け止めはお湯や石鹸で落とせるものを選びましょう。
クレンジング剤が必要な物は、塗っている間だけでなく、落とす際にも肌に負担がかかってしまいます。
また、ノンケミカルつまり化学合成成分が入っていないものを選ぶのも重要です。
代表的な成分としては、「紫外線吸収剤」があります。
これは肌の上で化学反応を起こして紫外線が肌へ浸透するのを防ぐものですが、肌への負担が大きいため、赤ちゃんにはオススメできません。
赤ちゃんには「紫外線散乱剤」を使用している日焼け止めがオススメです。
これは紫外線を拡散する働きを持つ成分です。
具体的には酸化チタンや酸化亜鉛などがあります。
赤ちゃん用の日焼け止めを買う際には、成分まで確認して買うのがオススメですよ!
Sponsored Link
効果的な日焼け止めの塗り方を知っておこう!
さて、赤ちゃんに優しい日焼け止めを選んだら、次はオススメの塗り方を確認しましょう。
せっかく良い日焼け止めを選んでも、塗り方が間違っていては効果半減ですからね。
塗るのは顔や腕、足などの露出している部分です。
塗る量は、「ちょっと多いかな?」と思うくらいが、実は適量なんです。
具体的な目安を挙げると、顔の場合はクリームタイプのものでパール2粒分くらい、リキッドタイプのもので、1円玉2枚分くらいです。
ママがお化粧をする時のように、額・鼻・頬・顎にそれぞれ均等にのせ、均等に塗り広げます。
腕や足も塗りムラがないように塗ります。
円を描くようにして伸ばすのがオススメです。
お出かけが長時間になる場合は、こまめに塗り直すことも重要です。
但し、赤ちゃんの肌の状態をチェックしながら調節してくださいね。
まとめ
「子供は小麦色に焼けているくらいが健康的で良い!」などと昔は言われていましたが、現在では紫外線を過剰に浴びることは良くないと言われています。
脅すわけではありませんが、WHOによると、紫外線は皮膚がんの原因となることもあるそうです。
白内障などのリスクが高まるとも言われています。
紫外線のダメージは年々肌に蓄積されていくので、小さいうちから適切なケアをすることが重要なんですね。
特に赤ちゃんの肌は敏感ですから、しっかりと日焼け対策をしたいものです。
デリケートな赤ちゃんのお肌にもオススメの日焼け止めを選んで、正しく塗り、赤ちゃんを肌トラブルから守ってあげてくださいね。
関連記事↓
赤ちゃんの日焼け止めはいつから使って良いの?他の日焼け対策もしよう!