赤ちゃんが風邪などで鼻水を垂らしている時、夜も寝苦しそうに鼻をフガフガ鳴らしていることがありますよね。
赤ちゃんは鼻呼吸が基本。
口呼吸は上手くできないため、寝ている時も上手に呼吸ができず、ぐっすり寝れないのです。
酷い時はまったく寝れないため、一晩中グズグズと泣いていることも。
これでは赤ちゃんも辛いですし、看病するママも寝れないので大変ですよね。
赤ちゃんは鼻水が出やすいので、こんなシチュエーションはしょっちゅう起こります。
赤ちゃんを少しでも楽に寝かせてあげられるように、鼻水・鼻づまりで寝れない時の対策方法を紹介したいとも思います。
赤ちゃんが鼻水で寝れない時の対策はこれ!
赤ちゃんは自分で鼻をかむことができません。
そのため、大人であれば鼻をかんでスッキリ出来る程度の鼻水でも鼻が詰まってしまい、苦しい思いをしてしまうのです。
そんな時に役に立つのが、鼻水吸引機です。
ドラッグストアやインターネット通販などで手軽に買うことが出来ます。
手動で鼻を吸い取るものから、耳鼻科のように電動で鼻を吸う本格的なものまで種類は豊富にあります。
赤ちゃんが寝れない時には、この鼻水吸引機を使って、こまめに鼻水を吸ってあげると良いでしょう。
ただし、鼻水が溜まっているだけでなく、鼻の粘膜が腫れて鼻の穴がふさがっている時は、鼻水を吸っただけでは鼻詰まりは解消できません。
そのような場合は、無理に鼻水を吸うと鼻の中を傷つけてしまうことがあるので、鼻水の吸引は控えましょう。
鼻水の吸引の他には、室内の湿度を上げたり、蒸しタオルなどで鼻を温めてあげる事も有効です。
湿度を上げて温めると、血行がよくなり、硬くなった鼻の粘膜を柔らかくする効果が期待できますよ。
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寝れない赤ちゃんには、こんな方法も!
また、赤ちゃんが寝れない場合は、布団の下にタオルなどを敷いて、頭の部分を少し起こしてあげるのも良いでしょう。
呼吸が楽になって眠れる場合があります。
鼻づまりで寝れない場合、仰向けに寝ると嫌がる赤ちゃんも多いです。
そんな時は、縦抱っこをしてあげると落ち着いてくれる場合があります。
他に、ちょっと変わった方法としては、皮をむいて切った玉ねぎを枕元に置くことも鼻づまり解消効果が期待できます。
消炎効果のあるレンコンを皮ごとすりおろしたものを綿棒に含ませて鼻の穴に塗ったり、母乳を点鼻するか綿棒に含ませて鼻の穴に塗る方法も、鼻づまり解消効果が期待できます。
鼻水吸引や加湿では効果が無い場合は試してみても良いかもしれません。
まとめ
十分な睡眠が必要な赤ちゃんにとって、鼻水・鼻づまりで寝れないのはとても辛いものです。
苦しそうに呼吸をする赤ちゃんは見ている側も辛いですよね。
そんな時は、こまめに鼻水を吸引して、少しでも鼻づまりを楽にしてあげましょう。
加湿や、あたためて鼻の血行を良くするなど、鼻水を柔らかくする環境を整えてあげることも効果があります。
ただ、お家で出来るケアでは効果がでない場合もあります。
そんな時は早めに小児科を受診するようにしてください。
鼻がつまっていると、睡眠を妨げるだけでなく、おっぱいやミルクも飲みづらくなってしまいます。
睡眠と食事に支障が出ては、赤ちゃんにとって致命的です。
中耳炎や副鼻腔炎などの病気を引き起こすこともあるので、早めのケアを心掛けてあげてくださいね。