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母乳育児

赤ちゃんが授乳の時に口を開かない原因は?上手な飲ませ方はどうすればいいの?

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赤ちゃんは当たり前のようにおっぱいを飲むもの。

本能的におっぱいの飲み方を知っていて、誰に教わることなく授乳することができる……。

そう思っていたママは多いのではないかと思います。

でも、実際はそうではないんですよね。

生まれたばかりの赤ちゃんは、おっぱいの飲み方も分からず、上手に授乳できないこともしばしばあります。

また、おっぱいであれば無条件に飲んでくれるというわけでもないんです。

赤ちゃんに授乳をしようとしても、うまく乳首をくわえてくれず困ったことはありませんか?

くわえるどころか、口を開かないので困り果ててしまったことはありませんか?

今回は、授乳の時に赤ちゃんが口を開かない原因についてまとめたいと思います。

また、上手に授乳するために、どこに気をつければよいかも紹介します!

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赤ちゃんが授乳の時に口を開かない原因は?

赤ちゃんが授乳の時に口を開かない原因は何?

通常、月齢の低い赤ちゃんの顔におっぱいを近づけると、反射的に口を開きます。

おっぱいでなくても、ほっぺや口のまわりを指でつついただけでも口を開きます。

これは、赤ちゃんが本能的におっぱいを探して飲もうとしているからです。

しかし、お腹がすいているはずなのに、赤ちゃんが授乳の時に口を開かないということもあるんです。

一体なぜなのでしょうか。

考えられる原因としては、赤ちゃんがおっぱいを嫌がっているということが挙げられます。

生命線であるおっぱいを嫌がってしまうなんて大問題ですよね。

一体なぜ嫌がるのでしょうか。

赤ちゃんがおっぱいを嫌がる原因として考えられるのが、「匂い」です。

赤ちゃんはとても敏感です。

ママにとって気にならない程度の匂いでも、赤ちゃんにとっては刺激臭となることもあるのです。

刺激臭の原因は、例えば乳首の洗浄です。

かつては授乳の前に乳首を洗浄綿などで拭き、清潔にしてから授乳するというのが一般的でした。

しかし、現在では、汗や汚れが気になる時以外は拭かなくても良いという考え方が一般的です。

乳首の周りからはフェロモンが出ていて、赤ちゃんにママを認識させる役割をしています。

それをふき取ってしまうと、ママの匂いがなくなってしまうばかりか、洗浄綿の匂いとすり替わってしまいます。

赤ちゃんにとっては、安心するママの匂いが消えてしまうわけですから、嫌がって口を開かないことがあるのです。

また、ママの使っているボディソープや洗剤などの匂いが強い場合も、赤ちゃんにとって刺激臭となり、嫌がって口を開かないことがあります。

最近は香りの強い柔軟剤が流行しているので、使用しているママも多いかと思います。

ママにとって良いにおいでも、それは赤ちゃんにとっては刺激臭になる可能性があります。

授乳中は、赤ちゃんが嫌がらないようにできるだけ匂いの残らない物を選んだ方が良いでしょう。

赤ちゃんが授乳の時に口を開かない場合は、赤ちゃんが嫌がらないように、まずは余計な匂いを取り除いてみてください。

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上手に授乳するにはどうすれば良いの?

さて、赤ちゃんが口を開くようになってくれたとしても、それだけでは上手に授乳することにはなりません。

上手におっぱいを飲めるようにするには、乳首を深くくわえさせる必要があります。

理想は、乳輪が隠れるくらい大きな口を開けてくわえさせることです。

おっぱいを飲むのが上手な赤ちゃんは、おっぱいを近づけただけで自分から吸い付いてくることもありますが、なかなか深く吸い付けない赤ちゃんも多いので、ママがサポートしてあげましょう。

まず、ママは片手で赤ちゃんの首の後ろに手をあてて、頭を支えてあげます。

そして、反対の手で乳房を支えます。

赤ちゃんが口を開いたら、おっぱいをグッと赤ちゃんの口に入れて、しっかりとくわえさせましょう。

くわえたら、顎や上唇を軽く引っ張って、唇を内側に巻き込まないように修正してあげます。

理想はドナルドダックの口です。

無理やりおっぱいを口に突っ込んでいるように見えてしまうかもしれませんが(もちろん、力づくでおっぱいを口に押し込んでいるわけではありません)、それくらいしっかりくわえさせてあげないと、しっかりと授乳できないのです。

くわえ方が浅いと、吸っても十分な量の母乳が出てこないので、お腹がいっぱいになる前に赤ちゃんが疲れてしまいます。

また、くわえさせかたが浅いと、乳首が裂けたり血豆ができるなど、トラブルの原因にもなるんです。

上手くいかない時は、何回やり直しても構いません。

赤ちゃんのためにもママのためにも、授乳する時はしっかりおっぱいをくわえさせてあげましょう。

月齢が上がると、赤ちゃん自身もおっぱいを飲むのが上手になるので、ママのサポートは要らなくなります。

月齢の低いうちは、ママと赤ちゃんで上手に授乳できるように頑張りましょうね!

まとめ

赤ちゃんははじめから上手におっぱいを飲めるわけではありません。

生まれたばかりの頃は、口も小さく、吸う力もよわいので、上手に飲むにはママのサポートが必要です。

赤ちゃんが乳首を深くくわえてしっかり飲めるよう、口を大きく開けてくわえられているか、授乳の度にママがチェックしてあげてください。

もし、お腹がすいているはずなのに、口を開ける事すらしてくれない時は、赤ちゃんがおっぱいを嫌がる理由がないかを考えてみましょう。

ボディソープや洗剤などは、できるだけ匂いの少ないものを選ぶようにして、赤ちゃんに余計な刺激を与えない様にしましょう。

赤ちゃんがたっぷりおっぱいを飲んでスクスク成長できる様に、ママが助けてあげてくださいね!

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