赤ちゃんの便がゆるい!もし下痢だとしたら病院に連れて行った方が良いの?
そうは言っても、赤ちゃんの便はもともと柔らかい物ですよね。
ゆるめのうんちが本当に下痢なのかどうか、見分け方が分からずに悩んだ経験のあるママは多いのではないでしょうか。
また、下痢だったとして、病院に連れて行くべきなのか、家で様子をみていて大丈夫なのかも悩むところです。
赤ちゃんをむやみに病院に連れて行くのは、別のウイルスをもらってしまいそうで怖いですからね。
そこで、赤ちゃんのゆるい便が下痢なのかどうかの見分け方を紹介します。
また、注意したい便の見分け方についてもまとめたいと思います。
赤ちゃんのうんちがゆるい。これって下痢?
赤ちゃんの便がゆるい!でもこれが下痢のせいなのか、ただ普段よりゆるめなだけなのかどうか、見分け方がわからないという人は多いでしょう。
そもそも、赤ちゃんのうんちは軟らかいものです。
母乳を飲んでいる赤ちゃんであればなおのことです。
赤ちゃんのうんちが緩いかな?と思った時は、
- 明らかな水便であるかどうか
- 1日に6回以上の便通があるかどうか
を確認しましょう。
この2点にあてはあるようであれば、下痢の可能性が高いです。
ただし、新生児の赤ちゃんであれば、1日6回以上のうんちをすることも稀ではありません。
便の回数が6回以上でも、赤ちゃんの機嫌がよく、おっぱいやミルクをよく飲むようであれば、あまり心配いりません。
様子をみてみましょう。
赤ちゃんの様子をみる際は、ほかに以下の様な点にも気をつけましょう。
- 下痢以外の症状(咳、嘔吐など)はないか
- 便の色やにおいが普段と違わないか
特に便の色が普段と違う場合は注意が必要です。
次に、注意したい便の見分け方を紹介します。
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注意したい便の見分け方について
一口に赤ちゃんの下痢と言っても、すぐに病院を受診した方が良いものとそうでないものがあります。
その見分け方は、便の色です。
心配のない便の色
黄土色や黄色い便は、赤ちゃんの便の基本的な色ですから、あまり心配はいりません。
また、赤ちゃんの便は緑色になる場合もあります。
ママはびっくりするかもしれませんが、緑色のうんちも心配ありません。
うんちがお腹の中に長くとどまっていたり、ガスが多かったりする場合、胆汁色素のビリルビンが酸化されて緑色になることがあるのです。
心配な便の色
便の色が白っぽく嘔吐をする場合は、ロタウィルスに感染している可能性があります。
また血の混じった便(血便)やタール状の黒い便が出た場合は、腸からの出血が疑われるので注意が必要です。
便の色がクリーム色や灰色がかった白など、薄くなる場合も病気の可能性があります。
このような色の便が出た場合は、すぐに病院を受診する様にしてください。
まとめ
赤ちゃんのゆるい便が下痢かどうかの見分け方は、便の回数が多いかどうかと便の状態、赤ちゃんの機嫌が良いかどうかです。
機嫌が良く、おっぱいや離乳食等を普段通り摂れるようであれば、たいていの場合は心配いりません。
家で様子をみても良いでしょう。
他には、便の色も併せて観察するようにしましょう。
もしも白や赤など、心配な色の便がでるようであれば、病気の可能性もありますから、必ず病院を受診する様にしてください。
その際は、便の写真(あるいは便のついたオムツ)を持参したり、水分をどのくらいとれているかチェックしたりしておくと、診断がスムーズになりますよ。
赤ちゃんの体調の変化を一番わかってあげられるのは、パパやママです。
赤ちゃんの様子が普段と違わないか確認して、赤ちゃんがはやく回復するように見守ってあげてくださいね。