赤ちゃんは日に日に成長して、1日1日できることが増えていきますよね。
赤ちゃんが成長していく姿を見るのは、パパやママにとっても嬉しいものです。
首がすわり、寝返りが出来るようになり、ハイハイやずりばいをするようになった赤ちゃん。
次に出来るようになるのは何でしょうか?
個人差はありますが、一般的には「お座り」ができるようになる赤ちゃんが多いようです。
では、赤ちゃんはいつからお座りが出来るようになるのでしょうか。
また、お座りを促すための練習方法にはどんなものがあるのでしょうか?
赤ちゃんのお座りについて紹介します!
赤ちゃんがお座りをするのはいつから?
赤ちゃんの成長には個人差があるものですが、一般的には生後6か月~7か月頃にお座りをし始めます。
ただ、はじめのうちはお座りができるといっても安定せず、少しバランスを崩しただけで転んでしまうこともしばしば。
一人でもしっかりとバランスを保ってお座りができるのがいつからかというと、生後9か月頃です。
首に続いて、お尻や腰の筋肉・骨などが発達すると、腰がすわります。
そうすると、しっかりと背筋を伸ばしてバランスを保つことができるようになり、お座りができるようになるのです。
腰がすわると、お座りだけでなく、背中をささえずに縦抱っこをすることもできるようになります。
片手で縦抱っこが出来るようになるので、抱っこをしながらの家事もぐっと楽になりますよ。
Sponsored Link
お座りの発達過程
生後3か月のお座り
いつからちゃんとお座りが出来るようになるかは、先程紹介した通りですが、実はもっと早い時期からお座りをしたがる赤ちゃんもいます。
早い時期というのがいつからかというと、生後3か月頃です。
まだ首がすわるかすわらないかの時期ですよね。
こんなに早い時期からお座りをしたがる赤ちゃんがいるというのは驚きですね。
お座りをしたがる赤ちゃんは、縦抱っこが好きな傾向があります。
縦に抱っこされたり、座ったりすると、普段とは違う視界が広がるので、楽しいと感じるのかもしれませんね。
ただ、この時期の赤ちゃんは実際にお座りができるわけではありません。
お座りの姿勢を取りたがっても、実際に座らせると上半身がふらふらして倒れてしまいます。
パパやママのサポートは必須です。
また、腰がすわっていない状態で長い時間お座りの姿勢をとらせるのは身体に負担がかかるので、短い間、お座りの真似をさせてあげる程度にしましょう。
生後6か月のお座り
生後6~7か月頃になると、お座りに成功する赤ちゃんが増えます。
ただ、まだしっかり座れるわけではなく、前のめりになって手をついて座るという姿勢が多いです。
お座りが成功したばかりの赤ちゃんは、バランスをとるのが上手でないので、少し動いただけで倒れてしまうことも多いものです。
特に後ろに倒れた場合は頭を強打する危険があるので、赤ちゃんがお座りしている時は、すぐそばでサポートするか、周りにクッションなどを置いて、頭をぶつけないような工夫をしてあげましょう。
生後9か月のお座り
生後9か月頃になると、しっかりと背筋を伸ばしてお座りをすることができるようになってきます。
ただ、いつからしっかりバランスが取れるようになるかは個人差があります。
しっかり座れるようになると、おもちゃでの遊び方もバリエーションが増えて、赤ちゃんの興味も上がります。
おもちゃを使ったひとり遊びが増えてくる時期でもあります。
お座りがしっかりできるようになると、今度は机やいすなどにつかまって立とうとするようになり、つかまり立ちへと発展していきます。
こうして赤ちゃんはどんどん行動範囲を増やしていくんですね。
ただ、いつからお座りをするかというのは、本当に個人差が大きいものです。
動くのが大好きな赤ちゃんの場合は、一箇所に座っているよりも動く方に興味があり、じっとしていないということもあります。
そんな赤ちゃんの場合、お座りよりもつかまり立ちの方が早くできるようになることもあります。
なかなかお座りをしなくても、他に気になる部分もなく、検診で発達に問題がなければ、あまり気にしすぎず見守ってあげましょう。
Sponsored Link
お座りの練習方法
いつからお座りができるようになるかは個人差がありますが、「遅いかな?」と気になる場合は、遊びを兼ねた練習をしてみても良いでしょう。
ただ、いきなり座らせると、普段と違う視界と感覚に不安を覚え、嫌がる赤ちゃんもいます。
まずは縦抱っこや、ママの膝の上で座らせて、普段と違う視界に慣れさせてあげましょう。
ママの膝の上で座るのに慣れたら、今度はお気に入りのおもちゃを床に置くなどして、赤ちゃんの興味を引きながら床に座らせてみましょう。
もちろん、赤ちゃんがしっかり座れるようになるまでは、身体を支えてサポートしてあげます。
床が冷たかったり、おむつが濡れていると気持ち悪がって嫌がることもあるので、事前に座布団やタオル(段差があると危険なので薄いもの)を敷いたり、おむつを替えるなどして対策してあげましょう。
練習する上で大切なのは、無理強いをしないことです。
赤ちゃんが嫌がるのに座らせていると、赤ちゃんがお座り嫌いになってしまう可能性もあるので、あくまで遊びの延長として練習すると良いですよ。
まとめ
赤ちゃんがいつからお座りするようになるかは個人差があります。
一般的には、生後6か月頃からお座りをし始め、生後9か月頃になると背筋を伸ばしてしっかり座れるようになります。
ただ、成長には個人差があります。
一般的にはお座りができるようになり、それからつかまり立ちができるようになると言われていますが、一箇所に座って遊ぶのが好きな赤ちゃんもいれば、動き回りたい赤ちゃんもおり、その好みによってもお座りがいつできるようになるかは変わってきます。
お座りが安定するよりも先につかまり立ちをする赤ちゃんも珍しくありません。
お座りができるようになるのが遅くても、心配し過ぎず見守ってあげて下さい。
ただ、いつまでたっても座ることも立つこともしないなど、他にも気になる点がある場合は病気が隠れていることもあるので、小児科で相談してみてくださいね。